映画ゼロ・グラビティは米国時間2014年3月2日に、監督賞や視覚効果賞、撮影賞などアカデミー賞の7部門を受賞しました。 この映画は宇宙の描写をリアルに表現し、高い評価を得ました。宇宙業界内でも高い評価が得られていますが、一部誤解を招く箇所もあります。 宇宙業界の一員としては、どこまでが真実で、どこを映画用に脚色したかを理解して見ると、この映画をより楽しむことができると感じました。今後この映画はDVD等のメディアで販売されたり、テレビで放送されることで長く話題を集めていくと思います。 なお、映画を見ていない方にはネタバレになってしまう個所もあるので、映画を見た後で以下を読むことをお勧めします。 ちなみに、タイトルも邦題は「ゼロ・グラビティ」(無重力)ですが、原作はGravity(グラビティ:重力)と違っています。 以下にこの映画を見ながら疑問に思ったことをいろいろ解説しますが、宇宙空間での描
こんなにクッキリと…日食の写真に国際宇宙ステーション(ISS)が写りこんでいた 宇宙飛行士の野口さんが長期滞在したり、スペースシャトルとドッキングしたりと話題に事欠かない国際宇宙ステーション(ISS)。 地表から350kmという高さにありますが、肉眼でも太陽電池パネルの反射により流れ星のように見えることがあります。 そんなISSが今年最初の部分日食の際に一緒に写りこんでいたという写真がありました。 今年の1月4日にヨーロッパ、中東、北アフリカの地域で部分日食があり、こちらは中東のオマーンで撮影されたもの。 拡大したもの。5000分の1秒のシャッタースピードで、撮影地点から500km離れた高さにISSがあるそうです。 左下の黒い影が月で、太陽の右下に写っているのは黒点。 こちらは2010年5月にスイスで撮影された別の写真ですが、太陽に写りこんだISSの拡大写真。撮影地点から390kmの位置。
【探査機はやぶさ】 「イトカワをねらえ!」第二話【MMD】 [エンターテイメント] 悲しみの2003年、それを乗り越え私達は、遂にイトカワに到着した。それなのに…ミネルバ…「イトカワ...
最近、オリオン座のベテルギウスに関して"刺激的な"タイトルのニュースが流れた。オリオン座は覚えやすく都会でも楽しめる手軽な星座だ。そのオリオンが肩を壊すかもしれないとなれば書かざるを得ない。 重い星の死 天蓋にぶら下がる星々は永遠の存在ではなく、だいたい数百万年から数兆年の寿命で移ろいゆく。ヒトの死が多様であるように、星の死にもまた個性がある。それは体重や組成、相方の有無などによって決まり、静かに冷たくなることもあれば、木っ端微塵に吹き飛ぶこともある。ベテルギウスのような重い星は、超新星と呼ばれる大爆発によって焼死する。爆発の閃光はひとつの銀河に匹敵するほどであり、ベテルギウスのような至近爆発ともなればどのような状況が生じるのか興味は尽きない。そして、爆発はどのくらい差し迫っているのだろう。 どのような超新星を起こすのか ベテルギウスは水素をたっぷり含んだ赤色超巨星なので、もし今爆発するな
前の記事 クレジットカードを偽造できるプリンター(動画) 折りたたみ自転車の傑作『Strida』と『IF-Mode』 次の記事 太陽を横切るスペースシャトル:撮影はタカハシとCanon 2009年5月21日 Lisa Grossman Images credit: Thierry Legault, via SpaceWeather.com スペースシャトル『Atlantis』が太陽を横切る0.8秒の間に、フランスの天文写真家Thierry Legault氏はこの写真を撮影した。 利用したのは、直径約13インチの望遠鏡とデジタルカメラだ[同氏サイトによれば、望遠鏡は高橋製作所の『TOA-130』で、カメラはキヤノンの『5D mark II』を利用]。 撮影は5月12日で、Atlantisがハッブル宇宙望遠鏡の修理に向かう前のことだ。 翌日、Legault氏は、この2つの宇宙船を同時に捉えると
「はやぶさ(MUSES-C)」は、2003年5月9日、当時の宇宙科学研究所(現・JAXA宇宙科学研究本部)がM-Vロケット5号機で打上げた小惑星探査機である。イオンエンジンによる惑星間航行、自律制御によるランデブー・着陸、小天体からのサンプル採取、再突入カプセルによる地球帰還など、サンプルリターン技術の確立を目指したもので、当初は2007年6月の帰還を予定していた。 しかし、目的地である小惑星イトカワにて、二度の着陸のあと、スラスタの燃料漏れが発生。姿勢を維持できなくなり、一時は通信途絶にまで陥った。現在は姿勢も安定しており、地球帰還に向けた運用を続けているところだが、すでに3基中2基のリアクションホイールが故障、スラスタも使用不可能と、満身創痍の状態。イオンエンジン用のキセノンガスを姿勢制御に利用するなどの“職人技”を駆使し、何とかここまで持ってきた。 ・「はやぶさ」のこれまで
「宇宙から海までダイブする 上向き版(再)」sm1838706と「宇宙から海までダイブする 下向き版(再)」sm1838614を合体。SRB切り離しのタイミングであわせてあります。着水は微妙。BGMは元のうp主様のを拝借しました。2008/7リンク先を修正しました。
上向きは、宇宙滞在中が下より見やすいですよ! 切り離しの瞬間(3:00)も最高だと思います◇落下は下向き版がお薦め、スピン中はこっちが見やすいかも◇シャトル補助ブースタにつけられたカメラ(上向き)◇宇宙ではスピンするので酔うかも。適宜早送りどうぞ◇進行→00:46 ウォーターカーテン散水 → 0:59 イグニッション → 01:30~先端にベイパー?発生 → 03:00 切り離し → 宇宙空間でスピン。太陽と地球を交互に見る。 → 05:34 濃い大気に捕まり落下、スピン収まり始める → 落下。雲をつきぬけ海へ → 07:17 パラシュート展開 → 07:32 着水◇BGMはmosaikの"tournesol"と"rubik"です◇下向き版(再)はこちら→ sm1838614
シャトルの補助ブースタにつけられたカメラ(下向き)。離れていく景色と、地球と、近づいてくる海と。◇ 注意:宇宙ではスピンします。酔い注意。後述のスケジュールで早送りどうぞ。シャトルからの分離は3:00。◇進行→ 00:46 ウォーターカーテン散水 → 0:59 イグニッション → 00:60~ 離陸後、回転して背面飛行で上昇 → 03:00 シャトルから切り離し → 宇宙空間でスピン。太陽と地球を交互に見る。 → 05:34 濃い大気に捕まり落下、スピンも収まり始める → ひたすら落下。雲をつきぬけ海へ → 07:17 パラシュート展開 → 07:32 着水 ◇BGMはmosaikの"tournesol"と"rubik"です◇上向き版(再)はこちら:sm1838706
1957年に世界初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられて以降、現在までに数々の打ち上げが行われ、多くの衛星が地球の周りにあります。衛星にはもう使用されなくなって宇宙のゴミとなったものもあり、シャトルの破片など他の無数のスペースデブリと一緒に地球周辺を漂っている様子がCGで描かれています。 CGでは大量のオブジェクトが存在していて、この分だとフィクションでよくあるスペースデブリ回収シャトルが営業する時代がやってくるのは確実そうです。 詳細は以下から。地球の周りにある追跡可能な衛星やデブリ。 地球低軌道にあるスペースデブリ。 北極から見た地球低軌道のオブジェクト。 上空約36000kmの静止軌道にあるデブリ。 デブリがシャトルの燃料タンクなどに衝突して爆発があると、連鎖的に180以上の爆発が起こる可能性があるとしています。 デブリ除去の対策をとった場合(上)ととらなかった場合(下)のシミュ
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