貧困と隣り合わせの依存症。危険ドラッグ(脱法ハーブ)等への依存とも無関係ではありません。貧困状態にある人の大半が何らかの依存があるといいます。貧困と依存について、どうしたら依存症を断ち切れるのか、ホームレス支援団体職員のAさんからお話を伺いました。 ◆複合的になっていく依存症「薬物というケースは少ないですが、元極道関係で、今路上生活という方などにはよくありますね。若者で、脱法ハーブというケースも、ゼロではないですが、まだそこまで顕著ではありません。ネットゲーム依存などの方が若者には多いですね」全体的には圧倒的にギャンブルとアルコール依存が多いというAさんは、ギャンブル、お酒、薬物、ネットゲームなどの依存は、複合していて、複数の依存があったり、依存対象が変化していったりする傾向があるため、「その根にあるものは同じようなものだ」と感じるといいます。 以前セクシュアルマイノリティーと呼ばれている