◇ちばみなと研究所 鉄道好きの知人から「一度も途中下車しなければ、130円で千葉県の房総半島一周の汽車旅を楽しめる」と聞かされた。東京近郊など大都市圏にあるJR線の多くの区間で、一筆書きのように、同じ駅を通らない限り、始発から終電まで、どんなに遠回りしても運賃は最短距離で計算するという特例があるためだ。当研究所も夏休み。お堅い研究はひと休みして、車窓から千葉のさまざまな姿を眺めるのも良いかもしれない。とりあえず、県内有数のターミナル駅・JR千葉駅を目指し、出発した。【西浦久雄】 ◇大都市近郊限定の特例 千葉駅に着いた研究員は、さっそく、西隣の西千葉にしか行けない最も安い「130円区間」の切符を買う。わずか1.4キロ、所要時間2分だが、今回はその約275倍の385.1キロを乗り継ぎ、西千葉までの“旅”をすることになる。新幹線なら東京から名古屋までの366キロを上回る距離だ。
那覇空港際内連結ビルの7店舗、コロナで撤退 臨時休業も22店に/沖縄 昨年3月に開業した那覇空港の際内連結ターミナルビルに入居する土産品や飲食のテナント37店舗のうち、2店舗が7月までに撤退し、5店舗が撤退の調整を進めていること… (2020年08月15日 13:51) 風景一変、那覇空港閑散 発着56%減、消えたお盆の混雑/沖縄 3月26日に待望の第2滑走路が運用を開始した那覇空港。航空機到着や離陸の遅延を繰り返す混雑を解消し、旅行者の受け入れを大きく伸ばすはずだった。大阪航空局による… (2020年8月15日 13:47) また鳥取に来て 鳥取空港、傘踊りでお見送り /鳥取 新型コロナウイルスの影響で13~15日に予定されていた鳥取の夏の風物詩「鳥取しゃんしゃん祭」が中止になったことを受け、鳥取空港(鳥取市)では全日空の地上スタッ… (2020年08月15日 07:41) リムジンバス
東日本大震災を受け、陸上自衛隊が54年前から隊員の食料としてきた赤飯の調達をやめた。「祝いごとで食べる赤飯を被災者の前で食べるわけにはいかない」という隊員の声がきっかけになった。「腹持ちがいい」と人気もあっただけにメニューから消えるのを惜しむ声もある。 陸自によると、隊員が訓練や災害派遣時に野外で食べる「戦闘糧食」は「缶飯(かんめし)」と呼ばれる缶詰とレトルトパックがある。主食は白飯、赤飯、とり飯、五目飯、しいたけ飯、小型乾パンの6種類で、赤飯の缶飯は自衛隊発足3年後の1957年に採用された。年間調達量は缶飯約26万食、レトルト約7万食に上っていた。 赤飯は阪神大震災や新潟県中越地震の際にも批判的な見方があり、災害派遣ではなるべく使わないよう配慮されてきた。全国から前例のない規模の部隊が派遣された東日本大震災では、配給した赤飯の缶飯の返品が隊員から相次いだ。陸自担当者は「今後も大規模震災が
東日本大震災の津波で破壊され、今も運休が続くJR在来線の復旧を巡る話し合いが、自治体とJR東日本の間で始まった。今後は津波の被害を受けないよう、内陸部へのルート変更も検討されているが、莫大(ばくだい)な費用が必要なことや、路線や駅ごとに被災状況が異なることなどから、再建への道筋は定まっていない。【川上晃弘】 運休中のJR線は、青森、岩手、宮城、福島県の太平洋沿岸を走る常磐線や石巻線など7路線。延べ60キロの線路が流失し、女川駅(石巻線)など23の駅舎が流された。沿線自治体とJR東は5月から、路線ごとに意見交換する「復興調整会議」を順次スタートさせている。 最大の課題は、資金を誰が負担するかだ。 JR東の清野智社長は4月の定例会見で、「責任を持って復旧させる」と明言した。同社は国土交通省に用地確保など復旧に向けた公的支援を要請。国や自治体の協力のもと、鉄道の再建を進める方針を固めている。 被
「オタクの聖地」としてのまちづくりが提案されているりんくうタウン=大阪府泉佐野市で2009年9月、本社ヘリから森園道子撮影 ◇提案の「大広」、共同事業者に 関西国際空港対岸に広がる「りんくうタウン」(大阪府泉佐野市)の活性化策を模索している府は4日、アニメやゲームなどによる文化発信のまちづくりを提案した大手広告代理店「大広」(大阪市)を共同事業者に選定した。今後、両者で具体的な事業案を固め、関空を利用する国内外の愛好家らの集客に乗り出す。いまだ空き地も目立つりんくうタウンが「オタクの聖地」になる可能性が浮上している。【佐藤慶、高山祐】 府は5月から、りんくうタウンの未契約地や公園・緑地予定地など約40ヘクタールを活用した活性化策を募集。コンサルタント会社など5社が応募し、都市政策やマーケティング論の専門家らによる審査の結果、大広案が選ばれた。 同社の提案はりんくうタウンを日本独自の文化の発
◇JR西支社次長、県議会委で発言 2014年度末の北陸新幹線開業後、JR大阪-富山駅間を結ぶ特急「サンダーバード」が金沢駅までで止まってしまう可能性が高いことが1日、明らかになった。県議会新幹線・総合交通対策特別委員会で参考人招致されたJR西日本金沢支社の成岡隆史次長が「基本的には金沢以東の運行は考えていない」と発言した。【岩嶋悟】 同特別委は北陸新幹線開業後にJR西日本から経営分離される並行在来線の運行のあり方などを議論している。この日は成岡次長のほか、県内の鉄道事業者などを招致し、新幹線開業後の課題などについて意見を聴取した。 サンダーバードに関して、委員の奥野詠子県議が「金沢発着になると富山から関西方面へのアクセスが悪くなることが予想されるが、新幹線開業後はどのような計画にしているのか」と質問。成岡次長は「金沢以東は新幹線に特急の機能が置き換わるので、基本的には関西方面から(富山へ)
全日本空輸が香港の投資会社と共同で設立した格安航空会社(LCC)「A&F・アビエーション」は24日、同社のブランド名を「Peach(ピーチ)」とし、社名も「ピーチ・アビエーション」に変更したと発表した。ピンクを基調とした機体デザインとブランドロゴも併せて発表した。 井上慎一CEO(最高経営責任者)は、「桃はアジア発祥の果物で、味や形の美しい日本の桃はアジアで人気がある」と説明。運航コストを従来の航空会社の半分に減らすことで、3年後の単年度営業黒字を目指す方針を明らかにした。 同社が拠点とするのは関西国際空港。料金は未発表だが、国内線は12年3月に札幌、福岡便の就航、国際線は同年5月、韓国・ソウル(仁川空港)便の就航を計画している。 また会見に同席した関空会社の福島伸一社長は、関空A滑走路(1期島)とB滑走路(2期島)をつなぐ連絡誘導路に、LCC専用のターミナルを新設することを併せて発表した
JR東日本は7日、7月1日実施の「電力使用制限令」に基づく節電計画の骨子を発表した。被災地の路線や新幹線、運転本数が1時間当たり3本以下の路線は削減対象から外し、同4本以上の線区は正午から午後3時の日中時間帯に運転本数を5~15%削減する。朝夕混雑時は通常ダイヤで運転する。 削減対象は東海道線、総武線快速、中央・総武線各駅停車、中央線、常磐線快速、南武線などで、自営電力で運行している山手線、京浜東北線、埼京線なども一定程度削減する方向で調整している。今月末に節電ダイヤを公表する。 このほか駅構内や車内照明の消灯や減灯、冷房温度の引き上げ、自動券売機の一部使用停止などの節電策を9月末まで実施する。【斎藤正利】
旅先でサクッとお仕事 新幹線駅「シェアオフィス」拡大 JR東「ワーケーション」後押し /新潟 家族を連れて旅行中、降りた新幹線の駅でサクッと仕事――。JR東日本は、パソコン操作ができるデスクや液晶モニター、Wi―Fi機能が使える駅ナカの「シェアオフィス… (2020年8月20日 06:59) 米貨物機、同じ機体で3度目トラブル 高度計不具合、関空に引き返す 19日午前2時55分ごろ、関西国際空港から米アラスカ州アンカレジ空港に向かう米物流大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)93便の貨物機が、高度計の不具… (2020年08月19日 17:11) 近鉄の団体専用列車「楽」30年ぶり一新 「和」テーマにメタリック調の赤茶色 近畿日本鉄道は団体専用列車「楽」(20000系、4両編成)を30年ぶりにリニューアルし、報道関係者に19日公開した。「和」をテーマに、車体は漆をイメージしたメ…
11日午後2時46分ごろ、宮城県沖で起きた地震について、気象庁は地震のマグニチュードを8.8と修正した。国内最大規模とみられる。同庁は当初7.9と発表、その後マグニチュード8.4に修正していた。 M8.8の地震のエネルギーは、6000人以上が犠牲になった阪神大震災(M7.3)の約180倍に当たる。 関東から近畿にかけて大きな被害をもたらした1854年の安政東海地震と安政南海地震では、いずれもM8.4を記録した。 一方、米地質調査所の解析では、今回の地震はM8.9。1900年以降に発生した世界の大地震は、1960年にチリで発生したM9.5が最大で、今回のM8.9は5番目の規模。
駅ホームからの転落や電車との接触による死傷事故が過去最悪のペースで増えている。事故の根絶には「可動式ホーム柵」や「ホームドア」の設置拡大が求められるが、費用負担など課題も多く、整備が進まない。【寺田剛、真野森作】 国土交通省が今月2日に発表した統計によると、今年度上半期(4~9月)に駅のホームから転落したり、電車と接触して起きた死傷事故は117件。統計を取り始めた02年度以降、最悪のペースだ。転落事故32件、電車との接触事故85件で、全体の約6割は酔った客が絡む。今年8月には京王線新宿駅のホームから押し出された男性が電車との間に挟まれて死亡した。 ◆マナーの問題? 忘年会や新年会シーズンを控え、事故の増加が懸念され、国交省と鉄道各社は今月10日から約1カ月間「プラットホーム事故ゼロ運動」を展開する。竹村勝人同省安全企画係長は「最近は路線も増えていないし、混雑率もほぼ変わらず、事故増の理由が
◇「都会の鉄道では味わえない素晴らしさ」 岩泉町で7月31日に起きた土砂崩れに伴う脱線事故で、運休が続くJR岩泉線の復旧応援サイトが町のホームページに開設された。サイトには、全国の鉄道ファンから早期復旧を望むメッセージが続々と寄せられている。 11日に開設されたサイトでは、事故のあった押角駅と岩手大川駅間で脱線したままになっている列車の写真や、木材などの貨物輸送でにぎわった1966年ごろの浅内駅の様子など、事故前後の岩泉線の姿を解説付きで紹介している。閲覧者がコメントを書き込める掲示板には、既に東京都や京都府など全国の鉄道ファンが「車窓から眺めるのどかな田園風景、豊かな自然は都会の鉄道では味わえない素晴らしさがある」「今年の夏こそ乗りに行こうと思ってた矢先の事故でした」などと、復旧を望む声を寄せている。 事故の影響で現在、岩泉線は茂市駅から岩泉駅間の全線で運休が続いており、復旧のめどはたっ
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