みなさま、あけましておめでとうございます。 ちょっと遅ればせながら、みなさまに新年のご挨拶を申し上げるとともに、 今年も旧年中に変わらぬご厚情を賜りますよう、お願い申し上げます。 さてさて、先日は我が家の夫の「夫婦円満の秘訣」についてお話ししたつもりが、図らずも夫の「自己紹介」になってしまいましたが、今日は「夫婦円満」のために私が心がけていることについてお話ししたいと思います。 しかしながら私の、と言うには少し語弊があるかもしれません。 というのも、私の「夫婦円満の秘訣」とは、作家田辺聖子氏の作品中の言葉に基づくものだからです。 高校生くらいだったかなあ。 田辺聖子の小説だったか、エッセイだったかを読んでいて、こんな一節に出会ったのです。 「夫婦の間には「不機嫌の椅子」はひとつしかない。どちらかがそこに座ったら、もう片方は座れない。」 まだ結婚なんて想像もできないくらい幼い私でしたけれど、