ブックマーク / delete-all.hatenablog.com (4)

  • 全部コロナのせいにできるのはある意味幸せではないか。 - Everything you've ever Dreamed

    「あ。もしもし。私だ。元気でやっているか」昨秋退職した役員Hからの電話。その声の以前と変わらぬ感が悲しみに変換されて、がつーん、と胸にキテしまった。Hからの着信と、取り繕った変わらない感は予測されていた。予測通りに電話がかかってきて、予測通りに以前と変わらぬ感がそこにあったのがやけに悲しかった。Hが、近い関係にあった現役社員に電話をかけ、、無茶難題を頼んでくることは、話題になっていた。僕は、Hが辞めたときの言葉を覚えている。「貯えはある。投資も始めてみた。40年以上働いてきて疲れた。休養したあとは、週2~3回で自分のペースで働こうと考えてる。ちょうど、知り合いの会社から人材育成部門の顧問に誘われている。友人と事業も考えている」 Hは嫌いな人間ではない。好きな人間でもない。いてもいなくても変わらない。僕にとっては、普段使わない非常階段の手すりのような存在。彼は役員/社員(従業員)のあいだに明

    全部コロナのせいにできるのはある意味幸せではないか。 - Everything you've ever Dreamed
    garbagephilia
    garbagephilia 2021/01/19
    (タイトルだけで反応) 通常だったら許されないセキュリティー基準でも政府がやれと言うからやっているんで後の事は知らん、が通れば良いと思ったが…。
  • コロナ以前に戻さなくていい。 - Everything you've ever Dreamed

    COVID‐19(以下新型コロナ)でバタバタした一年が終わろうとしている。前は「早く前の生活に戻りたい」というフレーズを耳にすると、「そうだよね~」と同意していた。だが今は、新型コロナ前の世界には戻してはいけないと考えている。 僕個人レベルでいうと、新型コロナによって、これまで幾度も創作のネタになってきた「人類共通の敵に立ち向かう」というストーリーが完全にファンタジーで実現不可能だと再確認できてよかった。「インディペンデンス・デイ」のようにエイリアンが地球を侵略しようとしてくる映画では、もろもろの問題を抱えている人類が一時休戦して、共通の敵に立ち向かっていくという王道ストーリーが展開されてきた。「こんなうまくいかないだろ…」と思いつつ、それらは、全人類共通の敵というありえない存在を前提にすることでファンタジーとして成立していた。「もしかしたらあるかも…」という、「ありえない」を味方にした希

    コロナ以前に戻さなくていい。 - Everything you've ever Dreamed
  • トラウデン直美さんの環境配慮発言について僕が考えていること全部話す。 - Everything you've ever Dreamed

    とあるフォーラムにおける、トラウデン直美さんの「店員に『環境に配慮した商品ですか』と尋ねることで店側の意識も変わっていく」という発言が反響を呼んでいる。賛否両論、大炎上で、「環境チンピラ」という酷いワードも見かけた。僕は賛成や否定もしなかった。出来なかったのだ。トラウデンさんと自分とを重ねてしまって、客観的にジャッジできなかったのだ。だから「素晴らしい心がけ」「可愛い」という賛辞も、「環境チンピラ」「意識高いwww」という批判も自分が言われているように思えて、賛否で引き裂かれるように、心身ともに消耗した。トラウデンさんと僕との共通点を検証して、自分はトラウデンではない、もちろんダレノガレでもない、と確認しなければ、回復は見込めないだろう。 今の職場に中途入社したとき、社長から「キミには新しい風を吹き込んでもらいたい。ベテラン社員たちの意識を変えてくれ。誰であっても遠慮はいらない。キミには私

    トラウデン直美さんの環境配慮発言について僕が考えていること全部話す。 - Everything you've ever Dreamed
  • 閉店を惜しむ客がいるのに潰れてしまう店のリアル - Everything you've ever Dreamed

    取引先の飲店から突然、閉店の連絡を受けた。脱サラしてはじめた洋店。「コロナが憎いよ」店主は無念さを隠そうともしない。メニュー改訂やテイクアウトで半年間粘ったけれども、客足が戻ることはなかった。材を卸させていただいていた業者目線でも、そこそこ繁盛していた店だと思う。「夕方まで手が離せないから納品は昼は避けてくれ」と言われていたし、何回かべた料理はどれも美味しかった。 僕は、なんていっていいかわからず、軽い気持ちから「最後に閉店イベントをやらないのですか?」とたずねてしまった。これが良くなかった。鎮火していた店主の心を再点火させてしまった。「閉店の貼り紙を出した途端に、以前はよく来ていたお客がやってきて、店がなくなると困る、惜しい、想い出がなくなる、と言ってくれてる。それは嬉しい。でも普段から来てくれてればウチだって閉店しないですんだんだよ。お金を落としてくれるのが客。死に際にお別れの

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