今日は午前中民生委員の例会で、午後は施設見学の日だった。去年は障碍を持つ方々の授産施設である多機能型事業所を見学したが、今年は児童養護施設を見せていただいた。 そもそもは昭和24年に旧海軍大崎航空隊営外酒保であった建物を使って、戦災孤児(当時は浮浪児と呼ばれた)を収容する定員30名の施設としてスタートしたのだそうだ。現在は10年前に完成した新しい明るい建物で、定員は70名。これは東三河では最大で、愛知県内でもこの規模の施設は3か所くらいとのこと。現在国は養護施設の小規模化を推進しているそうで、これからはこうした大きな施設が作られることはないのかもしれない。 そして何と言っても昔と一番違うであろうことは、ほとんどの子供が親のない子ではないということだ。4割は虐待に起因する措置の子供で、6割は親に会わせることができない状態だというあたりに、現代の家庭の抱える問題の難しさを感じる。そして、親がい