ジョン・マクダウェルは日本では知名度はあまり高くないけど英語圏ではデイヴィドソン、ダメットに並ぶビッグネームの哲学者。主な関心は言語哲学、心の哲学、形而上学、認識論、倫理学…と、ここまでならそう珍しくないが、特筆すべきは師匠のウィルフリド・セラーズの影響か、大陸系哲学の議論(主にヘーゲル)も積極的に取り入れるところ。 マクダウェルの『徳と理性』(1979年)は後に「徳倫理学」と総称されるようになった現代倫理学の一潮流の記念碑だったそうな(マクダウェルは自らを徳倫理学としないそうだが)。今のところ日本語で読めるのはこちら↓ 現代思想2004年7月号 特集=分析哲学 出版社/メーカー: 青土社発売日: 2004/06メディア: ムック クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る“動物のいのち”と哲学 作者: コーラダイアモンド,ジョンマクダウェル,イアンハッキング,ケアリーウル
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