【カテゴリー:アート report】 (2010/05/09) カオスラウンジ第二段の『破滅ラウンジ』@渋谷ナンヅカアンダーグラウンドに行ってきた。現地からも携帯で写メをアップしたけれど、あらためて。 先月の高橋コレクションでの展示とはまったく異質なものが提示されていた。というより、彼らは展示をやめたのだ。参加者たちは誰が誰であるかなどもはや重要ではなく、それぞれがそれぞれの端末から端末の向こう側のネットワークに接続されていた。あるいは目の前のゲームプレイに没頭していた。鑑賞者はどうすればよい? この問いはナンセンスである。鑑賞者というポジショニングが、もはやこの場所では無効なのだから。訪れた人々は創造性の循環に加わるか、立ち去るかのどちらかしかない。 ※それぞれの端末に向かう参加者たち。後ろ姿は東浩紀氏 高橋コレクションでのカオスラウンジを契機に、僕は創造性が水平方向に循環・流通する様を