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ブックマーク / idukidiary.blog6.fc2.com (28)

  • 美しき姉弟が貴方の延命&葬儀承ります:もとなおこ「葬儀姫」1巻 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 もとなおこ「葬儀姫」(1) 誰もが延命を望むわけではない…か… ■葬儀屋を営む、美しいブロンディ姉弟。姉のアッシュは、葬儀のほかに、不思議な力を用いて死者を蘇らせる“延命術”を施している。一方弟のダストは、姉への強い想いを胸に秘めながら、彼女の仕事を手伝っているのだった。そんな中、アッシュを獲物を狙う目で見つめるもうひとつの存在が…。逝き行く者と残されるものの想いを繫ぐ、19世紀英国葬儀屋ファンタジー! 「コルセットに翼」(→レビュー)などのもとなおこ先生の、フレアでの連載作品になります。もとなおこ先生については、「コルセットに翼」ぐらいしかまともに作品を知らず、勝手にプリンセス専門の漫画家さんかと思っていたのですが、なんとフレアでも描いていたとは

  • 小っちゃくたって、一人前に恋するんです!:リカチ「明治緋色綺譚」1巻 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 リカチ「明治緋色綺譚」(1) これはあたしに課せられた あたしの謎 必ず探し当ててみせるわ ■時は明治。元は華族の出身であったが、一家没落のために遊郭へと身売りされた少女・鈴。そんな中出会ったのは、自分を身請けしたいと申し出る風変わりな青年。彼の名前は藤島津軽。藤島屋という大きな老舗の呉服店の長男である彼は、鈴を引き取りそのまま藤島屋の支店の店主になり、商売の傍ら道楽として探し物屋をはじめる。その助手として、鈴は津軽と行動を共にするが、大金を払ってまで自分を買った津軽の真意を知りたくて…!? リカチ先生のBE・LOVE連載作。明治時代を舞台に、とある呉服屋の長男と、彼に身請けされた少女の関係を描いた物語でございます。ヒロインは、元華族出身でありなが

  • 上野動物園愛をこじらせた結果がこれだよ!:もち「ケモノキングダムZOO」1巻 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 もち「ケモノキングダムZOO」(1) 「上野動物園公式ガイドブックって言っていいですか?」 「だめです」 ■上野動物園を、こっそりファンタジー王国化しちゃいました! 百獣の王ライオン→気苦労耐えないつっこみ王!? 空の貴公子オオワシ→翼の折れたヘタレエンジェル!? 飼育員も仰天のマニアックな動物たちによる、歯止めの利かないボケとツッコミの応酬!人気アニマル達が、こんなことになってしまいました…。やりたい放題ですみません!作者の溢れる動物愛が、歪んだ形で脳内変換された、アニマルギャグ登場! ARIA連載作でございます。いわゆるギャグ枠。パンダでギャグというと、ベツコミに連載している「くるくるパンダ」(→レビュー)なんてものがありますが、こちらはパンダ

  • 少女たちの"はじめての恋"の瑞々しさ:森下suu「まだ天の川にいけない」 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 森下suu「まだ天の川にいけない」 こんなんじゃ 時々じゃ済まないくらい 泣くだろうな ■初恋の香り立つ4つの物語を収録。それでは表題作をご紹介。 1年に1度、きらはこっちに親戚の家に遊びにくる。完全にアホだった小学校時代、まだまだバカしてた中学校時代、とにかく楽しかった思い出ばかり。笑顔で見送ったその夏はじめて、切なくなった。会いたくて、会いたくて、待ちに待った1年後、きらと再会を果たすけれど… 日ご紹介するのも新人さんの作品でございます。先月からフェアを打っている集英社の新人特集でございます。こちらもまたズルい帯で、パッと見葉月めぐみ先生の作品のように見えるという(笑)なんとも幻想的な雰囲気を匂わせる表紙と、裏表紙はポップにかわいらしいキャラ

  • 来る2011年、これだけはチェックしておきたい15作品 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 ■「来る」とか言っておきながら、もう3日になってしまいましたが、2010年ベストセレクションのお届けです。 完結作についてのベストはこちら→2010年、これだけはチェックしてほしかった完結10作品 昨年のベストはこちら→2010年へ向けて、これだけはチェックしておきたい15作品 今年も昨年と同様に、2011年も新刊が出ると思しき作品から、「おとなもこどももおねーさんも」を念頭に、「2010年盛り上がった」+「2011年もかなり期待できる」という二つの観点からチョイス。リンクをクリックすると、レビューへ飛びます。それではどうぞ… 1.草川為「八潮と三雲」 …今年の新作で最も心掴まれた一作。特に2巻の破壊力がハンパなかったです。独特の設定で送る、噛み合

  • 2010年オススメ  -  オトコでも読める少女マンガ

    2024/01≪ 1234567891011121314151617181920212223242526272829 ≫2024/03 ■「来る」とか言っておきながら、もう3日になってしまいましたが、2010年ベストセレクションのお届けです。 完結作についてのベストはこちら→2010年、これだけはチェックしてほしかった完結10作品 昨年のベストはこちら→2010年へ向けて、これだけはチェックしておきたい15作品 今年も昨年と同様に、2011年も新刊が出ると思しき作品から、「おとなもこどももおねーさんも」を念頭に、「2010年盛り上がった」+「2011年もかなり期待できる」という二つの観点からチョイス。リンクをクリックすると、レビューへ飛びます。それではどうぞ… 1.草川為「八潮と三雲」 …今年の新作で最も心掴まれた一作。特に2巻の破壊力がハンパなかったです。独特の設定で送る、噛み合ない凸凹

  • 2010年へ向けて、これだけはチェックしておきたい15作品 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/07≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/09 ■2010年以降も新刊が出ると思しき作品から、「おとなもこどももおねーさんも」を念頭に、「2009年盛り上がった」+「2010年もかなり期待できる」という二つの観点からチョイス。これが一応ウチの2009決定版ということで。リンクをクリックすると直近のレビューに飛びます。 2009年完結した作品ピックアップはこちら→オトコでも(ry 的、2009年これだは読んでおいて欲しかった完結作10 1.いくえみ綾「潔く柔く」 …二桁巻を据えるのは若干勇気が要るのですが、まぁこれはね。ラストへ向かって階段を駆け上がっている所。二人の主人公が出会って以降、話の深さ・上手さに加え、勢いが格段に増したように思います。今年も充実していましたが、来年はもっとくるはず。 2

  • この作品はどう考えても「買い」ですよ、お嬢さん《続刊レビュー》西炯子「娚の一生」2巻 - オトコでも読める少女マンガ

    2024/02≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫2024/04 作品紹介はこちら→*新作レビュー* 西炯子「娚の一生」 西炯子「娚の一生」(2) 君の心のまん中に抜けへん固いトゲがある それが何かは問題やない ぼくはそれが抜けるのを待つ けど ぼくには君ほどたくさん時間はない ■なんだかんだで同居をすることになった海江田とつぐみ。親戚の前で堂々と「告白」をされて、つぐみの気持ちは揺れに揺れる。海江田は強くつぐみとの結婚を望むが、つぐみは彼の気持ちを素直に受け取れない。それでも少しずつ心を開いて…と思った所に、海江田を慕う秘書・西園寺さんが来襲。さらには見知らぬ子供まで…!? 今年の上半期新作オススメリストで2位に推した作品です。2巻になっても素晴らしい。もうね、最初に言っとくよ、コレ読まない人は損してるよ!なん