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ブックマーク / honyakumystery.hatenadiary.org (3)

  • 邦訳熱望! 未訳ゾンビ小説ベスト5(執筆者・風間賢二) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    じわじわきている。ゾンビ・ブームが。例によってアメリカでの余波を受けてのことだが、なにがなし今日のわが国の不安な世情とあいまって、確実に拡散・浸透しつつあるようだ。といっても、まだゾンビものの翻訳は数えるほどしかない。だから今回は紹介が激しく切望される未訳作品について述べることにしよう。 そのまえにとりあえず、日語で読める良質のゾンビ小説を五点あげておく(モーレツに基的なセレクトだが)。 マックス・ブルックス『World War Z』(文藝春秋) セス・グレアム=スミス『高慢と偏見とゾンビ』(二見文庫) S・G・ブラウン『ぼくのゾンビ・ライフ』(太田出版) スキップ&スペクター編『死霊の宴』(創元推理文庫) スティーヴン・キング『セル』(新潮文庫) 次点として、デイヴィッド・ムーディ『憎鬼』(RHブックス・プラス)。まあ、これは自己宣伝。 さて、ここからが番。 Day By Da

    gauqui
    gauqui 2011/08/02
    日本語で読める良質のゾンビ小説とゾンビ映画も
  • 扶桑社発のひとりごと 20110520(執筆者・扶桑社T) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    第13回 前回は、日の出版社がどのようにして新作の原稿を検討するかのプロセスについてお話ししました。 では、そもそもこういった将来出版される作品の企画を、日の出版社はどのようにして知るのでしょう。 権利者の側がセールスをする重要な場としてあげられるのが、世界各地でひらかれる「ブックフェア」です。 翻訳家のみなさんのなかにも、ブックフェアという言葉だけは聞いているけれど、じっさいはどんなものなのか知らない、というかたも多いかもしれません。 ブックフェアとは「書籍の見市」の意味。エージェント、出版社、流通業者、書店、さらには印刷所や著者まで、出版関係者が一同に会する場です。 みなさんのなかには、東京国際ブックフェアをご覧になったかたもいらっしゃるでしょう。あのような催しが、世界のあちこちで(ほんとうに各国で)ひらかれているのです。 ちょうど来週、5月24日〜26日の予定で、アメリカ・ニュ

    扶桑社発のひとりごと 20110520(執筆者・扶桑社T) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
  • 初心者のためのディーン・クーンツ入門(執筆者・瀬名秀明) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート

    ディーン・R・クーンツではありません。彼はもはやバート・レイノルズ似の口髭に禿頭でもありません。クロスジャンル・エンターテインメントの文法を20世紀に創造したこの作家は、ときに劇的な変貌を遂げて、作風を知悉したはずの熱心な読者さえあっといわせてみせます。そうしたおのれの変貌ぶりさえユーモアたっぷりに自己言及してみせるこの作家は、インタビューでもあらゆる質問に絶妙のギャグで切り返す徹底したサービス精神の持ち主。しかし一方でいま彼は、まったく新しいエンターテインメントのかたちを模索しつつあり、それは(信じられないかもしれませんが)G・K・チェスタトンやC・S・ルイスの幻想性を継承する21世紀の宗教文学の様相さえ呈しているのです。 「読めば面白いが後に何も残らない」 「どれを読んでも同じ」 「しょせん『戦慄のシャドウファイア』(扶桑社ミステリー)と『ウォッチャーズ』(文春文庫)だけの作家」 そん

    初心者のためのディーン・クーンツ入門(執筆者・瀬名秀明) - 翻訳ミステリー大賞シンジケート
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