素直になれないと言うとき対象は「相手」なのか「自分」なのかの区別はありますが、共通していえることは次の事です。 素直になれる人は、対象に対して、「信頼し、話を肯定的に受け止める」人です。すなわち心の開いている人です。 素直になれない人は、対象に対し、「信頼することが出来ず、話を否定的に受け止める」人です。すなわち心の閉じている人です。 なぜ、素直になれない人は心が閉じてしまうのかと言うと、心を開くと「傷つくのではないか、失うのではないか」と恐れているからです。心を開くと言うのは対象に対して、無防備に自分をゆだねるようなものです。ですから、対象が悪いと、傷つく場合もあるし、何かを失う場合もあるのです。心を開くことのできる強い人はそれも覚悟して心を開くことが出来るのですが、弱い人は、傷つくことを恐れて心を開くことが出来ないのです。 素直になれない人は自己防衛的なのです。心を開くことが出来ない弱