インテルはハイエンドデスクトップ向けCPU「Core X」シリーズで、新たに「Core i9」というクラスを設定した。 Core Xシリーズはデータセンター向けにも匹敵するほど多くのコアを搭載している点が特徴だが、Core i9の中でも比較的手が届きやすい10コア20スレッドの「Core i9-7900X」と、すぐその下の「Core i7」で最上位モデルとなる8コア16スレッドの「Core i7-7820X」とでは、多コアCPUを欲するユーザーにとって、どちらがベストな選択肢になるのだろうか。 ちょうど両者はインテル・ターボブースト・テクノロジーによる最大動作クロックが4.3GHz、インテル・ターボブースト・テクノロジー・マックスによる動作クロックが4.5GHzとそろうことから、CPUコア数を含めそれ以外の仕様がどの程度パフォーマンスに影響を及ぼすのかも気になるところだ。まずは、それぞれの