最近は20代の若いグループの音源のMIXとマスタリング、30代後半のバンドの録音を手伝っている。そして、これから一緒に仕事を始めるバンドの楽曲についてもあれこれ考えている。そのバンドは俺と同じ世代だ。 ここのところ、よく考えるのは「やめなくてもいい音楽」について、だ。 大体のバンドとかミュージシャンは売れない場合、解散とか廃業ということになってしまう。彼ら自身がそれを選択していたとしても、どこかしら産業や社会の構造から要請されているようにも感じる。でも、これは、これまでの音楽のあり方、というかここ数十年の音楽のあり方のひとつだった「だけ」なのではないかと俺は思う。 新人として若い子たちがメディアやレーベルからフックアップされて、(ヒットという意味で)売れなければ放り出されて、ともすると彼らは音楽をやめてしまう。メディアやレーベルはあまり変化せずに、作り手たちだけが入れ替わって行く。中には売
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