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2024年5月18日のブックマーク (3件)

  • 「丸サ進行」と反復・分割の生 (3)|愛のある批評|西村 紗知|webちくま(1/2)

    人や作品が商品として消費されるとき、そこには抗い、傷つく存在がある。 2021すばるクリティーク賞を受賞し、「新たなフェミニティの批評の萌芽」と評された新鋭・西村紗知が、共犯者としての批評のあり方を明らかにしつつ、愛のある批評を模索する。 丸サ進行は、まだ絶対いける。 4.「ウェルメイド」性からの脱却へ向けて ずっと真夜中でもいいのに。の「丸サ進行」の実践は、防波堤の変奏にその眼目を置くものであるように思う。この防波堤を乗り越えることが、「丸サ進行」曲の言わば共通課題ではなかろうか。しかし「ずとまよ」の場合、その表現の比重が置かれているところの、自己理解の遅延並びに他者との衝突の回避とあいまって、防波堤の克服も遅延されたままとなる。「丸サ進行」の特性を最も理解しているのは彼らだと思う。「あいつら全員同窓会」でストリングスを導入しているのは、さりげなく革新的だ。より生っぽい器楽的音色と機械的

    「丸サ進行」と反復・分割の生 (3)|愛のある批評|西村 紗知|webちくま(1/2)
    gcyn
    gcyn 2024/05/18
    『この原稿で筆者が一生懸命説明しようとしたことが、ほとんど役に立っていない/もはや〜別のゲームをやっているのではないのかとさえ思える/まだ絶対いける/音楽の自由は〜歌詞の内容のことではない』
  • 「丸サ進行」と反復・分割の生 (2)|愛のある批評|西村 紗知|webちくま(1/4)

    人や作品が商品として消費されるとき、そこには抗い、傷つく存在がある。 2021すばるクリティーク賞を受賞し、「新たなフェミニティの批評の萌芽」と評された新鋭・西村紗知が、共犯者としての批評のあり方を明らかにしつつ、愛のある批評を模索する。 丸サ進行のウェルメイド性にもっとも切実に向き合う”ずっと真夜中でいいのに。”が表現する、徹底した逡巡。 2.問題は「ウェルメイド」性に対する解像度と、具体的にアーティストそれぞれがこれにどう向き合っているかである そういうわけで、ひとまず「丸サ進行」の基的な用例と性格とを押さえておいた。そして、相対性理論の実践により「丸サ進行」の隆盛は準備されていたと、例としては不足しているが一応言ったこととする。こうして前段階があったのだから、その帰結としての作品に、息苦しいとか展開がないなどと文句ばっかり言っていてもしょうがないのである。 他の人の意見を基にもう少

    「丸サ進行」と反復・分割の生 (2)|愛のある批評|西村 紗知|webちくま(1/4)
    gcyn
    gcyn 2024/05/18
    『筆者の方向性は〜「ウェルメイド」性に対する解像度を上げること』『「ウェルメイド」なのもそれほど楽ではない』『あるシステムに属していたものが別のシステム〜でそのまま新たな声を発するものなのだろうか』
  • なぜ40年前のアップルは「世界最高のCM」を作れたのか…「商品が映っていないのに欲しくなる」驚きの仕掛け 「宣戦布告」が人々の心を動かした

    人は他国に比べて権力に従いやすい? オランダの心理学者、ヘールト・ホフステードはIBMからの委託に基づいて「目上の年長者に反論しにくい度合い」を調査し、これを数値化して権力格差指標=PDI(Power Distance Index)と定義しました。 ホフステードによれば、権力格差は「それぞれの社会において、権威を持たない立場にある人々が、既存の権威を受け入れ、それに従おうとする程度」と定義されます。 権力格差の小さい国では、人々のあいだの不平等は最小限度に抑えられる傾向にあり、権限分散の傾向が強く、部下は上司が意思決定を行う前に相談してくれることを期待し、特権やステータスシンボルは社会に受け入れられません。 一方、権力格差の大きい国では、人々のあいだに社会的不平等があることはむしろ望ましいと考えられており、権力弱者が支配者に依存する傾向が強く、組織や社会では中央集権化が進み、部下は上司

    なぜ40年前のアップルは「世界最高のCM」を作れたのか…「商品が映っていないのに欲しくなる」驚きの仕掛け 「宣戦布告」が人々の心を動かした
    gcyn
    gcyn 2024/05/18
    『聖書とマルクスによる著作、なかでも『共産党宣言』〜には共通項があります。それは「運動の結果として最終的にやってくるのがどのような世界なのか? についてははっきり描写されていない」ということです』