厚生労働省の年次調査である国民健康・栄養調査では、2016年に、通常より大規模に調査を行っており(歩数を調べている栄養摂取状況調査では通常年は8千人のところ、この年は2万6千人を調査)、いくつかの項目では都道府県別の結果が公表されている。ここでは、一日に歩く歩数を都道府県別に調べた結果を取り上げてみよう。県別の平均年齢の差によるちがいは年齢調整によって取り除かれている。 図には、X軸に男性、Y軸に女性の歩数をとった散布図を掲げた。 まず、気づくのは、男女で歩数は比較的比例している点である。ただし、男女のレンジは、男が6500~9000歩、女が5500~8000歩と男が1000歩ほど多くなっている。 県別の特徴を地域をグルーピングしながら記述してみよう。 男女がともによく歩いている地域としては、東京圏、関西圏、及び静岡、岐阜の諸県が目立っている。モータリゼーションが地方圏と比べ進んでおらず、
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