自信を持って自己紹介できたことがありません。 私はこういう人です!(ビシッ) こういうことをしています!(バシッ) 今後はこれを目指しています!(ジャーン) こんな立派に自己を紹介できたことはなく、私の自己紹介にはいつも(一応…)という枕詞が必要でした。 (一応…)こういう人です… (一応…)こういうことしてたり… (一応…)今後はこれを目指したいなーとか… そこにあるのは、自信のなさ。 自分の僧侶という肩書きへのうしろめたさでした。 寺に生まれ、当然のように目の前に差し出された選択肢を、まぁそういう流れだから…とあまり考えることもなく手にとってきただけの私にとって、「すごいね!」という言葉をかけてもらうと、もう申し訳なさといたたまれなさで心はいっぱいいっぱい。どんどん語尾は小さく萎んでいきます。 でも。 今日は少しだけ大きな声(太い文字)で言ってみます。 私、僧侶です。ライターもしていま