やってくれましたね! 旅行帰りの電車でのキスシーン。平匡(星野源)のほうからみくり(新垣結衣)の手を握るところまでは、想定できたとしても、あのなんともピュアなキスまでは予想できませんでした。まさに不意打ち。しかもそれぞれの脳内での旅の総括は、平匡が何か大きな前進を感じているのに対し、みくりはふたりの間柄の進展を諦めようとするほどの落ち込みようで、まるで真逆の様相だったのに。あの手の握りからの自然なキスで、ふたりの気持ちの溝は一気に埋まってしまったじゃないですか。ブラボー平匡。 これまでの回では、平匡の気持ちの変化のほうに気を取られがちだったけど、実は自分の気持ちの変化に気づいていなかったのは、平匡よりもみくりのほうだったんだなあと思った回でした。新婚旅行(社員旅行)でダブルベッドにひとり取り残されたことによる寂しさが、みくりに、自分は平匡とこれからどんな関係でいたいのかを考えさせるきっかけ