2008-07-10
冷蔵庫に野菜が結構余っていたことを思い出し、それを消費するためと、それとは別に衝動が生じたのでカレーを作ることにした。買い物に行く途中で同じアパートの住人のおばあさんに会ったので挨拶する。以前自分が急性胃炎を起こした時に迷惑をかけたことがあり、顔を見るたびに体の具合を聞いてくれる。しかし今日は当のおばあさんの方が明らかに顔色が悪い。貧血を起こして病院に行ってきたところとのことで、心配になるほどだったが、まあ旦那さんもいることだし、お大事にー、という意味のことを言って別れる。ふと、道端で近所の老人と体調のことを話すなんて、自分もずいぶん大人になったもんだと思う。以前腰をやったときに年長の仕事相手とひとしきりの腰トークで盛りあがって、「確かにいま心が繋がった」とすら思った。体調（健康）はコミュニケーションの成熟を逆説的に助ける。ふつふつと何らかのテンションが上がり、スーパーで食材を調達時、合計
夜半のマクドナルドにて - 続・以西日記
夕飯を作るのが面倒になりたまにはということで、同居人とマクドナルドに行った。21時ごろだったのだけどそこそこ混んでおり、何とか座れた。マクドナルドの客層は地域性がよく出ると思うし、躁傾向か鬱傾向のどちらかに偏っていると感じているのだけど、今日は少し様子が違うように見えた。 テーブル席に陣取って、素面なのに陽気に語っている、バンドの練習帰りと思われる男子3人。 背中に油性の絵の具で、カリブの孤島で信仰されているような女神の絵が描いてあるアーミージャケットを羽織った長髪の男は、バンド少年たちと別のグループなのだろうか、判別しにくいが、隣に化粧っけのない女を連れている。女性では珍しいECHOという煙草を吸っていて、よく見ると泣いているか泣く寸前。 また別のテーブルには、近隣の大学の学生とおぼしきカップル。いや、付き合ってはいないかも知れない。女子の方が男の相談に乗ってあげてる感じが、付き合ってる
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