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ブックマーク / febri.jp (7)

  • 自身の苦悩とエゴに向き合い、たどり着いた「心情」の物語 『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』シリーズ構成・綾奈ゆにこインタビュー① | Febri

    ――『It’s MyGO!!!!!』は、視聴者も想定外のシリアスなドラマになりました。 綾奈 最初にプロデューサーから「がっつりシリアスなドラマが見たい」という依頼がありました。それを聞いて「自分の人生を差し出そう」と思ったんです。それが「一生、バンドしてくれる?」というセリフにもつながっていくのですが。 ――つまり、実体験が反映されているわけですね。 綾奈 はい。お話をいただいた当時、燈(ともり)みたいに人間関係で裏切られ、人間不信に陥っていました。その気持ちを、燈に背負ってもらった感覚はあります。 ――キャラクターに託すことにしたと。 綾奈 虚実の実のあるドラマが描けるのではないかと期待して。世間に自分の状況を説明したいということではなく、こういう経験って誰にでも起きると思うし、私自身も悩んでいる真っ最中だから、どこへ向かうかまったくわからない。そういうものと向き合いながら物語を作って

    自身の苦悩とエゴに向き合い、たどり着いた「心情」の物語 『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』シリーズ構成・綾奈ゆにこインタビュー① | Febri
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    gebugebu 2023/10/30
  • メインスタッフが語る『ぼっち・ざ・ろっく!』のライブシーン制作舞台裏(前編) | Febri

    ――今回、川上さんは「ライブディレクター」という肩書きで参加しています。これがどういう役職なのか、どんな目的でこの役職を立てたのかを、プロデューサーの梅原さんから説明していただけますか? 梅原 まずアニプレックスさんから「ライブシーンは手描きでいきたい」という意向をいただいていたんです。そうすると、モーションキャプチャーを収録したあと、手描きで作業するためのCGのガイドを出す必要があって――つまり、手描きとCG、両方の知識を持っている人が必要だったんです。そこで、早くからBlender(※3DCGアニメ制作ソフト)を作業に取り入れていた川上君に声をかけたという流れですね。 川上 自分はもともと第5話「飛べない魚」編のコンテ・演出を担当していたんですが、ライブシーンに関しては当初、斎藤監督が全話ひとりで演出したいとおっしゃっていたんです。ただ、モーションキャプチャーをやるとなると、プリプロ

    メインスタッフが語る『ぼっち・ざ・ろっく!』のライブシーン制作舞台裏(前編) | Febri
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    gebugebu 2023/02/28
  • 衝撃作『アキバ冥途戦争』の制作舞台裏 竹中信広プロデューサーインタビュー① | Febri

    ――竹中プロデューサーがこの企画を思いついたきっかけは何だったのでしょうか? 竹中 企画の発端だけでいうと13~4年前ぐらいです。メイド喫茶ブームもちょっと下火になりかけていた時期に、秋葉原で等間隔に並んでチラシを配るメイドさんを見て「この距離感に意味を持たせることができたら面白いものになる」と考えたことがありました。そのときはオシャレな映像作品をイメージしていたんですけど、時代を経て、むしろ昭和任侠ものっぽい泥臭い映像のほうが面白くなりそうだなと、イメージが変わっていった結果が現状の『アキバ冥途戦争』という感じです。 ――当時はアニメの企画を考えていた時期だったんですか? 竹中 いえ、そのときに考えていたのは遊技機の企画でした。 ――そこに任侠ものを持ってくるんですね。 竹中 常に思い描いているものとして「なんかワケわかんないけど面白いものを作りたい」というのがあって、『ゾンビランドサガ

    衝撃作『アキバ冥途戦争』の制作舞台裏 竹中信広プロデューサーインタビュー① | Febri
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    gebugebu 2022/12/14
  • 『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』 小野ハナ監督に聞く新シリーズ制作の裏側① | Febri

    ――小野監督は第1期から絵コンテで参加していますが、新シリーズが決まったことに対する気持ちはいかがですか? 小野 第1期が放送されたとき、ファンアートなども含めて、たくさんの反響をいただきました。「フェルトのパペットを使ったコマ撮りアニメ」という特殊な作品が、多くの人に楽しんでいただけたというのは、非常にありがたいことです。ここまで来られたのはファンの皆さんのおかげだと、とても感謝しています。 ――モルカーたちの動きを見ていると、制作の舞台裏が気になります。撮影過程ではどういったことに気をつけているのでしょうか? 小野 セリフがない分、表情や小さな動作がすべてなので、そこでどれだけ演じられるかというのはポイントだと思います。それゆえ要になるのは、パペットを動かすアニメーターさんが「いかに生き生きと演じてくれるか」というところなんです。 ――とくに重要な役割であると。 小野 コマ撮りにおける

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    gebugebu 2022/10/19
  • 京極尚彦①アニメで「映画」をやる面白さ『機動警察パトレイバー the Movie』 | Febri

    『ラブライブ!』をはじめとするアイドルものやCGダンスシーンに定評がある演出家・京極尚彦。だが、そのルーツは「実写映画にかぶれた映画青年」だった。第1回は、そんな彼を「アニメ」に振り向かせた『機動警察パトレイバー the Movie』についてのインタビュー。 ――まずは『機動警察パトレイバー the Movie(以下、パト1)』に出会ったきっかけから聞かせてください。 京極 じつは、僕はアニメをそんなに見ないで育ったんです。子供の頃はマンガみたいなものを描いたりしていたけど、アニメはジブリや『新世紀エヴァンゲリオン』みたいな、皆が見ているようなものだけで。それが高校のとき、スイッチが入ったように「実写映画」が好きになったんです。進路を決めるときも実写映画の監督になりたいと思って、芸大を選びました。 ――アニメファンが出発点ではなく、実写映画からだったのですね! 京極 当時は、岩井俊二さんの

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    gebugebu 2021/10/26
  • 最終回直前! Sonny Boyを解き明かす、夏目真悟監督各話コメンタリー② | Febri

    夏目 第6話までが第1部で、第7話からは第2部です。中学校を卒業して漂流者になった長良の就職編ですね(笑)。あの延々とブロックを運び続けるバベルの塔の環境は、社会における労働行為のテンプレートな表現として描いています。この回では、労働者として他の漂流者もたくさん出てきますが、彼らは身体の成長や老化は止まった状態です。ただ、意識がある限り、精神は状況に合わせて変容していくじゃないですか。単純に老いてもいくだろうし、知識を得て成長をするかもしれないし、絶望や諦念から退化するかもしれない。そういう年齢を重ねていくことでの精神の変化を、この世界に来たばかりの長良と、長年働き続けている二つ星の対比から描こうとしました。

    最終回直前! Sonny Boyを解き明かす、夏目真悟監督各話コメンタリー② | Febri
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    gebugebu 2021/09/29
  • 最終回直前! Sonny Boyを解き明かす、夏目真悟監督各話コメンタリー① | Febri

    夏目 状況説明はあとまわしにして、まずはキャラ紹介に重点を置きました。どういう個性の子供たちがいて、どういう関係性なのか――とくに第1話に関しては、長良(ながら)と希(のぞみ)が出会う話ですね。最初は自分でもひと言でうまく説明できなかったのですが、第1話の制作がある程度進んだところで峯田さん(峯田和伸。銀杏BOYZ)に主題歌を発注して、それが「少年少女」というタイトルで上がってきたんです。そのタイトルを見て、「見事に説明してくれた!」と。まさに少年少女、長良と希の出会いが象徴的な青春ものですね。 今回の構成は、オープニングがありません。峯田さんもそれを踏まえたうえで楽曲を制作してくださいました。劇伴を使わなかったのは、普通はシーンごとの企みやキャラクターの個性を音楽で盛り上げていくものなのですが、今回は大げさにしたくなかったんです。現象だけを見せて、それが積み重なっていくと、わからない部分

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    gebugebu 2021/09/29
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