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ブックマーク / thinkit.co.jp (7)

  • OLAP分析機能を使う

    Pentaho OLAP分析とは 第3回では、Pentahoレポーティングについて解説しました。第4回の今回は、データ・ウエアハウス(DWH)を多次元的に解析して視覚化する、OLAP(Online Analytical Processing)分析機能を解説します。 Pentaho OLAP分析では、「Mondrian」と呼ぶRelational OLAP(ROLAP)エンジンを利用します。論理的な多次元データベース・モデルを物理データベース・モデルにマッピングした、スター型やスノー・フレーク型のスキーマを使います(図1-1)。Mondrianのスキーマはマッピングを実行するXMLファイルであり、Pentahoスキーマ・ワークベンチと呼ぶツールを用いて視覚的に作成できます。 基的/典型的なMondrianスキーマは、1つのキューブ、1つのファクト・テーブル、いくつかのディメンジョン・テーブ

    OLAP分析機能を使う
  • レポーティング機能を使う

    Pentahoレポーティングとは 第2回では、データ統合/ETLについて解説しました。第3回の今回は、データ・ウエアハウス(DWH)からデータを取得して表形式やグラフといったグラフィカルな形式で表示する“レポーティング”機能を解説します。 組織では、ビジネスの意思決定の場面において、いくつかのレポートを使用しています。このため、レポーティングは、ビジネス・インテリジェンス(BI)の中でも重要な役割を占めるコア機能と考えられており、真っ先に導入するケースが多いアプリケーションです。 「Pentahoレポーティング」は、エンドユーザー自ら簡単にレポート・フォーマットにアクセスでき、社員や顧客、パートナに向けて情報を提供できます。情報をグラフィカルに出力するというだけでなく、集計を自動化したり各種の分析を行えるという点においても、非常に便利です。 Pentahoレポーティングには、以下の特徴があ

  • データ統合/ETLを使う

    Pentahoデータ統合/ETLとは 第1回では、オープンソースBI「Pentaho」の全体像、Pentaho BIスイートの特徴や入手方法、BIサーバーのインストール手順を解説しました。第2回の今回は、個々の情報システムのデータを分析できるようにするミドルウエア「Pentahoデータ統合/ETL」を解説します。 データ・ウエアハウス(DWH)を構築してデータを分析するためには、業務システムのデータをデータベースに収納する必要があります。このために利用するのがETLツールです。ETLのEはExtract(データの抽出)、TはTransform(データの変換)、LはLoading(データの格納)のことで、DWHが必要とするデータをさまざまなデータ・ソースから抽出し、利用しやすいように適切な形式に変換して対象のデータベースに格納します。 Pentahoデータ統合/ETLは、Transforma

  • オープンソースBI「Pentaho」とは

    Pentahoとは Pentahoは、プロフェッショナル向けに作られたオープンソースのBI(Business Intelligence)ツールです。オープンソースでありながらベンダーによるサポートを受けられるのが大きな特徴です(サポート費用は安価です)。 PentahoはBIスイートであり、レポーティング、インタラクティブ(対話型)分析、ダッシュボード、データ統合/ETL(Extract/Transform/Load)、データ・マイニング、その他、BIプラットフォームとBIに必要なすべての機能が用意されています。 Pentahoはまた、オープンソース・コミュニティによる度重なる開発・再配布によって、先進技術と柔軟性を備えています。大規模なエンタープライズでの利用はもちろん、現場レベルでの簡易分析といった中小規模の導入にも向いています。BIスイートに含まれるすべての機能を利用する使い方のほか

  • これからはじめるRuby on Rails

    はじめに Rubyと出会ったころ、その簡潔さに感動した著者は、「ここまで自然言語に近い形でプログラムが書けるのであれば、インターネットとPCの違いすら理解しないでも、少しはプログラミングができるようになるかもしれない」と、家庭での普及に挑戦したことがあります。 その試みは、渡した入門書を「はじめてのRUBAI」と読まれた時点で頓挫したわけですが、その経験から「Rubyの文法に従ってはいるが、何やら他言語の匂いを感じるコード」のことを、Rubyの潜在力を生かしきれていないという意味で「RUBAIコード」と呼ぶことにしました。 そして、社内のさまざまな分野のプログラマにRuby開発を指導してみて分かったのは、"RUBAIコード"には、実装レベルの間違いと、設計レベルの間違いがあるということです。 実装レベルの間違いとは、処理を他言語の習慣に従って記述することで引き起こされます。Javaプログ

  • [ThinkIT] 第1回:こんなにあるオープンソースのプロジェクト管理ツール (1/3)

    プロジェクト管理用のソフトウェアといえば、定番のMicrosoft Office Projectをはじめ、これまで様々な商用の製品が存在しました。一方で、従来からオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアにも様々なものがあります。 例えばソフトウェア開発に従事されている方であれば、Edgewall Software社が無償で提供している軽量バグトラッキングシステムの「Trac」を使ったことがあるのではないでしょうか(図1)。 ただし、このような従来のオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアの多くは、目的が限定されているものや基的な機能のみを実装するものが多く、企業の汎用的なプロジェクト管理に使えるものが少ないのが現状でした。 その背景の1つとして、オープンソースソフトウェアがWebアプリケーション技術に依存しているケースが多く、ガントチャートなど視覚に訴える機能を実現することが技術

  • [ThinkIT] 第1回:開発ライフサイクルが生むメリット (1/4)

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