先日、『ビジョナリーカンパニー3』をまとめてみたのだが、その後数日してみると、この本は、経営者が経営のために読む本よりも、ビジネスマンが自分のキャリアを失敗させないための本としてもよめるなーと思いました。 優良企業が衰退する理由の1つは、その企業で働く社員の変質ですものね。 そこで、この本を、キャリア本として読み替えてみた。自分自身の事だけじゃなく、「昔はスゴかったけど、最近どうも?」という方を思い浮かべながら読んでみていただきたい。 どんな人材も、いかに偉大であっても転落しうる。どれほど優れた業績を達成していても、どれほど遠くまできたとしても、どれほどの力を獲得していても、 没落しうる。 とりわけ強力な勢力が必ず頂点に止まるとする自然の法則はない。誰でも転落しうるのであり、ほとんど誰でもいずれ転落する。 企業は業績が落ちるという明確な指標がありますが、個人って、人事制度が適当だったりする