筆者:安達裕哉 1975年、東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。マネジメント、IT、人事コンサルタント。現在はコンサルティング行う傍ら、学習塾の経営を行い、人材育成に注力している。 ブログ:http://blog.tinect.jp/ マネジメントに関する書籍を見たり、web上の記事を見ると「部下を褒めよ」と指導するものが非常に多い。 だが、現場の実感値を元に話すと、これはあまりお勧めできない。 「部下を褒めよ」は劇薬、無考えなら言わない方がマシ。 部長 「昨日の報告書はよくかけていた。良かったよ。」 部下 「は、はい……(10分位で書いたものなんだけど…)」 部長 「今月の成績がかなりいいじゃないか。この調子で頼むよ!」 部下 「は、ありがとうございます!(……たまたま大口が取れただけなんだけどね……。ま、いいか。)」 今まで褒めることをしていなかった人が急