ドイツ・ハノーバー(Hannover)で開催された世界最大のIT見本市「CeBIT」で、IBMのロゴの前を通過する男性(2011年2月28日撮影)。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【12月20日 AFP】米IBMは19日、社会のトレンドや調査にもとづいて2017年までに実現が期待される革新技術の年次予測「IBM 5 in 5」を発表した。機械が人の考えを読み、目の前にいる相手を認識するという近未来像が示された。 この中でIBMは、コンピューターやスマートフォン(多機能携帯電話)などの機器と脳をつなげる方法が研究されていると説明し、電話をかけようと考えるだけで電話をかけたり、コンピューター画面上のカーソルを動かそうと思うだけでカーソルを動かしたりする例を示した。 またパスワードを入力するのではなく、網膜スキャンや顔認識、声認識などの生物的特徴が個人識別の主流になるだろうと予測し