ソニー株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:吉田憲一郎)は2020年4月28日までに、複数の交通機関を横断的に利用可能な移動サービスとされる「MaaS」向けに、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した共有データベース基盤(BCBD)を開発したと発表した。 ブロックチェーン技術とは、複数のサーバーで互いにデータを管理するデータ管理システムであり、「改ざんしにくい」「システムダウンしにくい」などの特徴がある。複数の事業者による安全なデータ共有にもむいている。 こうした特徴があるブロックチェーン技術を活用して同社が独自開発したBCDBは、MaaSに関わるさまざまな交通事業者の情報をブロックチェーンで記録・共有できるデータベース基盤だ。データの高速処理が特長で、1日に700万件以上の利用者が匿名化された移動履歴と収益配分の記録・共有ができるという。 報道発表によれば、ソニーはオランダのイ