国産Ｆ１「マキＦ１０１」高校生らが修復 : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）１９７４年に日本の若手技術者たちが手掛け、自動車レースの最高峰・Ｆ１に参戦した国産マシン「マキＦ１０１」（排気量２９９３ｃｃ、全長４・１メートル）を、広島市立広島工業高自動車部の生徒らが修復、名車を集めた同市西区観音新町でのイベントで１９日、披露された。 予定されたデモ走行は直前の燃料漏れで断念したが、大勢のファンが往事を懐かしんだ。 国内でＦ１に初参戦したホンダが１９６８年に撤退し、Ｆ１出場の歴史が一時途絶えた７４年、２０歳代の技術者らがマシンを造り上げて挑戦。７５年も出走し、２戦とも予選で敗れたが、白地に日の丸の車体に今もファンは多い。 マシンは４台造られ、うち１台が長野県上田市の自動車販売店に飾られているのを知った広島市の自動車修復業栃林昭二さん（５９）が、２００５年に購入。同校の自動車部員とともに昨年、約半年かけて車体を修復し、今年８月には、エンジン製作を担った技術者に同じエンジン
