(Pic by dailytech) 1970年代の終わりに、中国が経済市場を開放して以来、世界経済は大きく変化し、日本や米国を支えていた製造業は、賃金の低いアジアに流れ始め、中国ではそれまで誰も知らなかった小さな街が、たった数十年で大都市へと変貌を遂げました。 その中でも、1980年に経済特区に指定された沿岸部の都市、深圳は国民から「高層ビルが一日に一棟、大通りが三日に一本」のペースで生まれると言われており、まさに過去の汚名を挽回するかのようなスピードで成長を続けていますが、それと同時に地球規模の問題も作り出しており、これはもう中国だけの問題ではありません。 ↑世界の工場と化した中国の環境問題は、もう中国だけの問題ではない。(Pic by Flickr) 先進国に住んでいる我々には、ちょっと信じがたいかもしれませんが、北京に住んでいる人たちは、ロンドンの人々が天気予報をチェックするように