乱暴に言うと本来は図書館、博物館、あるいは公文書館などで資料の研究や鑑定を行うという役割を持った人がキュレーター。当然そこで必要とされるのは担当分野に対する非常に高い知見、知識であるわけで、概念的には日本で言う学芸員に近いのですが、その役割や権限の範囲はそれよりも大きいのが特徴・・・ という話をご存知の方は多くいらっしゃるとは思います。 その「キュレーター」が佐々木俊尚氏の提唱した「キュレーション・ジャーナリズムとは何か」という一文をある意味突端として、情報の収拾整理をし解釈を加え広くそれらを共有してゆく立場をキュレーション・ジャーナリズムと称し、それを行う人をキュレーターと呼ぶという理解が生まれたわけですが、よくあるこういう役割の話としてどこかでなんだか訳が解らなくなって来ることがあります。確かに最初は情報の荒波から必要な情報、間違いない情報、正しい解釈を拾い上げるという非常に小さな役割
![キュレーション、メタキュレーション、メタメタキュレーション、そしてその先:THE SHOW MUST GO ON:オルタナティブ・ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c47bc8f2d0a8e39c2ae1b798909f4d4a63eae26c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fmt-static%2Fsupport%2Fassets_c%2Fuserpics%2Fuserpic-85-100x100.png)