1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 悶える職場~踏みにじられた人々の崩壊と再生 吉田典史 企業で働くビジネスマンが喘いでいる。職場では競争原理が浸透し、リストラなどの「排除の論理」は一段と強くなる。そのプロセスでは、退職強要やいじめ、パワハラなどが横行する。最近のマスメディアの報道は、これら労働の現場を俯瞰で捉える傾向がある。 たとえば、「解雇規制の緩和」がその一例と言える。事実関係で言えば、社員数が100以下の中小企業では、戦前から一貫して解雇やその前段階と言える退職強要などが乱発されているにもかかわ
「社員さん」――。 これまで契約社員など非正規社員の方たちにインタビューした際に気づいたのだが、彼らは、正社員の人たちのことをこう呼ぶことが多い。 「残業はあるんですか?」 「いえ、私は契約なのでありません。でも、社員さんたちは月末になると結構、やらされていますね」 「正社員はどれくらいの割合なんですか?」 「以前は半々くらいだったんですけど、今はヒラは全員契約で、社員さんは管理職だけです」 「社食とか、非正規の方たちも正社員と同じように使えるんですか?」 「はい、使えます。でも、社員さんの方が安い値段で食べられますね」 こうした具合だ。 非正規は「社員」ではない? 「みなさん契約の方は、 “社員さん”って呼ぶんですか?」と聞けば、「え? ああ~……。そ、そうですね。あまり意識しないで使っていたんで。あぁ、でもそうですね。正社員の人だけが参加する会議とかもあるし。そういうときとか、“社員さ
東急ストアによると、果物は廃棄処分品だったが、「食品を取り扱う企業としてあってはならない行為だと深く反省しております」と謝罪した。「今後はこのような事態が発生しないよう商品管理体制を一層強化し、再発防止に取り組んでまいります」としている。 関連記事 回転ずし店内で客がしょうゆ差しをくわえるような写真 「あきんどスシロー」が「法的対応含め検討」 回転ずしチェーン「あきんどスシロー」は、名古屋市内の店舗で客がしょうゆ差しの注ぎ口をくわえるようなしぐさをした写真がTwitterに投稿されていたことを明らかに。 「まさか名前まで特定されるとは」 相次ぐTwitter非常識投稿 内輪にネタ提供したつもりが…… コンビニや飲食店の店員などがSNSに、店内や厨房での非常識行為を投稿し、炎上するケースが相次いでいる。若年層はなぜ、代償に気づかないまま悪ふざけに走るのか。 ピザ店内の写真で炎上の女性、スーパ
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