『恋人の有無が中学生の意識に与える影響 : 「恋人のできやすさ」に着目して』と題する論文が東京大学大学院教育学研究科紀要において発表され、僕の周りではそのタイトルのインパクトから大変話題になりました。しかし、タイトルの誇る印象に比べ、中身はそれほど読まれていないように思います。特に、タイトルだけ眺めて「これで論文になるんだから教育学部はクソ」という声が多く飛んでいます。それはよくない、きちんと中身を把握してから物を言うべきです。ゆえに、本エントリではこの論文の内容を簡単にまとめます。論文自体は東京大学学術機関リポジトリから誰でも手に入れることができます。http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/handle/2261/51333発行は2012年3月10日ですから、最新の論文であるといえます。このような情報が広く話題になるあたり、自分のまわり