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ブックマーク / withnews.jp (53)

  • 〝無脳児〟実は1000人に1人 仕方なく中絶、入院中に火葬の予約

    『ブラック・ジャック』のドラマ化に伴い、衝撃的な、かつ“闇医者”ブラック・ジャックの生命倫理観を示すエピソードとして、原作マンガの「無脳児(作中では無頭児)」の回を紹介するSNS上の投稿が拡散されています。無脳児とはどのような状態で、その親はどんな選択や対応をし、どんな思いを抱くのでしょうか。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) 製作発表時から話題になっていた、手塚治虫さんのマンガ『ブラック・ジャック』の24年ぶりとなるドラマ化。原作からの設定の改変に伴い、キャラクターの生命倫理観が取り沙汰されています。 その中で、主人公の“闇医者”ブラック・ジャックの生命倫理観を反映するエピソードとして、原作マンガの第12話「その子を殺すな!」の回を紹介する投稿がX(旧Twitter)に投稿され、拡散されています。 見る人がグロテスクに受け取るであろうタッチで、大きく描かれた無脳児(作中では<無頭

    〝無脳児〟実は1000人に1人 仕方なく中絶、入院中に火葬の予約
  • 元は危機管理の用語だった「権力勾配」 意外な業界から広がった理由

    「高低差」が急なほど、組織は危うい 社会運動から飛び出した「パワーワード」 「勾配」を見つめ直してみよう 近ごろのニュースで、「権力勾配」という言葉が目にとまりました。とくに社会問題を取り上げた記事によく登場する印象です。「権力」も「勾配」も、それぞれの意味は分かりますが、二つがくっついてできた「権力勾配」って、なに? 調べてみると、理解のヒントは意外な「業界」にありました。(朝日新聞校閲センター・井上顕二郎) 芸能界の性加害問題に「権力勾配」 最近、「権力勾配」が目についた例は、ハラスメントや差別に関する朝日新聞の記事でした。 <連載「帝国の闇 ジャニーズ性加害問題5」(9月16日付朝刊)>で、芸能分野の法務に詳しい弁護士の高木啓成さんが、芸能界でタレントへのハラスメントが起きる背景について「事務所の移籍が困難な特殊な世界であることも、大きな権力勾配を生んでいる」と語っています。

    元は危機管理の用語だった「権力勾配」 意外な業界から広がった理由
  • ドアに小ドア? 新発想「失敗しないコインロッカー」 開発元に聞く

    全国各地に1500個ほど導入 構想から40年 売り上げアップ コインロッカーに荷物を入れて鍵をした後、スマホなど使う予定のものを中に入れたままだと気づき、改めてお金を払った経験はありませんか? そんな失敗がなくなるコインロッカーがある、とネット上で話題になっています。扉の部分に、鍵穴付きの小さな扉がもう一つ付いていて、改めて料金を払うことなく小物を何度でも出し入れできるのです。その名も「サービスドア」。開発したメーカーに話を聞きました。

    ドアに小ドア? 新発想「失敗しないコインロッカー」 開発元に聞く
  • 「だれでもトイレ」はあてにできない、公衆トイレから見えた未来

    名前は、まだない 「だれでもトイレ」と呼ばないで 「誰にとっても使いづらい」ものではないか 公衆トイレは、どんなイメージでしょうか? できれば入りたくない……。そう思って避けていた筆者も、子どもを持ってそのありがたさを実感するようになりました。特に、広めに作られていたり、おむつ替え用のベッドがあったりする「だれでもトイレ」は頼りになる存在です。一方で、場所によっては「争奪戦」のような状態に。さまざまな悩みを一手に引き受けた「だれでもトイレ」。今回、あえて「子連れ機能」を独立させた新しいトイレをきっかけに、未来の「公衆トイレ」の在り方を考えました。 あえて、分けた 中央線の武蔵境駅(東京都武蔵野市)前の公園に今年、新しい公衆トイレが出来ました。 丸みを帯びた外観もさることながら、筆者が驚いたのは、オストメイト向けの機能や介助ベッドを備えた「バリアフリートイレ」とは別に、「子連れ」用の個室ブー

    「だれでもトイレ」はあてにできない、公衆トイレから見えた未来
  • ゴールできたら「ティファニー」 走り切る理由がありすぎるマラソン

    「ティファニーゲットしてくる」 「自分自身が輝ける楽しみ方を」 ゴールにはタキシード姿の人たち フルマラソンを一生に一度は走ってみたい。ぼんやりと思っていた目標とも言えない夢をかなえるのにぴったりな大会が見つかりました。3月10日に開かれる名古屋ウィメンズマラソンです。完走すれば「ティファニー」が手に入ります。ほかにも盛りだくさんの「おもてなし」は、レース後半の弱った心を奮い立たせてくれそうです。 「ティファニーゲットしてくる」 大会を知ったのは数年前、友人が出場したことでした。 「フルマラソン走ってティファニーをゲットしてくる」。そう言っていた彼女が、弾ける笑顔で完走した姿をSNSで眺めていました。自分との闘いというストイックなイメージがありましたが、こんな風にわかりやすくニンジンをぶら下げてもらえる方が頑張れそう。 そんな記憶も薄れかけた昨年4月、名古屋への転勤が決まり、挑戦を決めまし

    ゴールできたら「ティファニー」 走り切る理由がありすぎるマラソン
  • 「スマホが新聞を殺した」は本当? 部数が減ったわけを考える

    iPhone買った人、新聞を読んでいたのか問題 新聞代の値上げは関係ありそう 若い頃に新聞を読まなかったら、一生読むことはない…らしい 新聞の部数が減っています。「スマートフォンとインターネットのせいだ」という説明をよく見ます。当なのでしょうか。 (朝日新聞ポッドキャスト・神田大介) 5年で1100万部が消えた 紙の新聞は、どんどん売れなくなっています。 日新聞協会によると、新聞の発行部数はこの5年で1128万部も減りました。 2022年10月現在、計3084万6631部(前年比218万部減)です。 最も多かった1997年(5376万部)に比べ、25年で4割以上も減っています。

    「スマホが新聞を殺した」は本当? 部数が減ったわけを考える
  • 「お寿司にしか見えない」深海生物、実は世界初の激レア展示だった

    未知の深海生物、白色のヒロメオキソコエビとウオノシラミ属の一種を展示を始めました。担当者はかわいくてしょうがないようで、「ほら、この角度いいでしょ!」とたくさん写真が送られてきますが、多くの職員の理解は得られず。。。 画像にはそれぞれ、白い生物と、だいだい色の生物が写っています。 この投稿には、「なんだろう、既視感が……」「おいしそう」「寿司にしか見えない」「お寿司が泳いでいる」とのコメントがつき、サーモンやエビの握り寿司の画像が添付されるなど、1万件以上のいいねがつきました。 未知の深海生物、白色のヒロメオキソコエビとウオノシラミ属の一種を展示を始めました。担当者はかわいくてしょうがないようで、「ほら、この角度いいでしょ!」とたくさん写真が送られてきますが、多くの職員の理解は得られず。。。#アクアマリンふくしま #深海生物 #親潮アイスボックス pic.twitter.com/sW12o

    「お寿司にしか見えない」深海生物、実は世界初の激レア展示だった
  • 帰省で気づく親の〝異変〟 「家にゴミがたまり始めた」が兆候なワケ

    帰省で親の介護が頭をよぎる 「曜日が分からない」という〝異変〟 確認したい三つのこと 「きれい好きだったのに、家にゴミがたまり始めた」「急に身なりを気にしなくなった」。そうした状況は、親の〝異変〟の兆候かもしれない――。そう話す専門家は、お盆などの帰省時は、親の変化に気づく機会になっていると話します。 帰省で親の介護が頭をよぎる 話を聞いたのは、有料老人ホームなどの検索サイト「LIFULL 介護」を運営する「LIFULL senior(ライフル シニア)」の小菅秀樹さん。これまで1500件以上、入居相談に応じてきました。「LIFULL 介護」では、施設の探し方などの記事も提供しており、小菅さんは「編集長」の肩書でコンテンツ制作も担っています。 そんな小菅さんは、お盆やお正月などの帰省時期になると、「LIFULL 介護」の閲覧数が、数割程度上がると話します。 この〝怪現象〟については、こう説

    帰省で気づく親の〝異変〟 「家にゴミがたまり始めた」が兆候なワケ
  • SEALDsとは何だったのか?「大半が年配の方でした…」デモ後の人生

    解散後も終わらなかった活動 政治参加する余裕がない現実 当事者に代わり声届ける決意 若者の政治離れ。そう言われる近年ですが、政治と若者が脚光をあびた時期がありました。2015年、安全保障関連法案などへの反対運動の中心には若者がいました。彼らや彼女らと同年代の記者(26)は、遠くからあの盛り上がりを眺めていた一人。なぜ運動にかかわり、今は何を思うのか。渦中にいた人に話を聞きました。(朝日新聞和歌山総局記者・滝沢貴大) 実際は大半が年配の方でした デモが盛り上がった2015年、記者はSEALDsの中心メンバーたちと同じ大学に通っていました。休日に彼らのデモに鉢合わせたこともあります。しかし、当時はどこか人ごとのように一連のニュースを見ていたように思います。むしろ、彼らのデモを「パフォーマンス過多だ」と決めつけ、どこか冷めて見ていた部分もありました。今となっては、もっと自分ごととしてニュースに向

    SEALDsとは何だったのか?「大半が年配の方でした…」デモ後の人生
  • 有名AV女優が引退後「本番全面禁止」を訴える理由「業界の怠慢です」

    「スカウト、精査しないと」 女優のHIV感染判明「もっと早く開示を」 「レジェンド女優が経営者とAV業界つなぐ」 元有名女優で世界初となるDVDでのアダルトビデオ(AV)作品に出演した小室友里さん(43)は、古巣のAV業界に危機感を抱いています。強要問題の裁判を傍聴したほか、11月に開かれた第三者委員会の報告会にも足を運びました。業界への提言として「おんぶに抱っこになっている番行為の全面禁止」を掲げる彼女にその意図や、今後の業界への関わり方について聴きました。(朝日新聞記者・高野真吾) 「商品価値ない」と言われたが…… ――11月16日にはAV業界がつくった第三者委員会の活動報告会にも出ています 「この委員会は、AV作品の削除請求の窓口になっています。委員会の理事の1人が次のように言っていました。『古いやつは消して欲しいかもしれないと言っても、はっきり言ってモザイクはでかいし、画像も粗い

    有名AV女優が引退後「本番全面禁止」を訴える理由「業界の怠慢です」
  • 「創作を愛する全オタクよ…」絵師を震え上がらせる雑誌「建築知識」

    「だってこんなの買うだろう!」 60年超の歴史 半年かけて誌面を作る 「創作を愛するオタクの皆様…」。そんな呼びかけで始まるツイートが度々反響を集めています。発信しているのは、月刊誌「建築知識」の〝中の人〟。創作活動にはげむ絵師をはじめ、小説家や漫画家にも愛されるこの雑誌。はたしてその正体とは……? 「創作を愛する全オタクよ…」 「創作を愛するオタクの皆様…お待たせしました…『建築知識2022年5月号』です…」 れなさん @rena07110 さんがそんな投稿をしたのは今月18日。ツイートは拡散し、リツイートは1万件、いいねは2万件をゆうに超えました。 れなさんは「建築知識」の出版社「エクスナレッジ」の〝中の人〟で販売担当。5月号以外にも度々、ツイートは拡散し、「創作を愛する全オタクよ…」と呼びかけた今年2月号のツイートは、5万件近くのいいねを集めました。 同誌は材料や構造、法律など建築に

    「創作を愛する全オタクよ…」絵師を震え上がらせる雑誌「建築知識」
  • 「若者は投票しない」って日本だけ? スイスやアメリカだって…

    投票率を他の国と比べてみよう バーチャル世界が政治への関心を奪う? イギリスの秘策とは 選挙のたびに聞かれるのが、「若者の投票率が低い」という嘆きです。「やっぱり日はダメだなあ」なんて嘆きがちですが、世界的に見ると、同じ悩みをもつ国は少なくありません。アメリカの事情や、イギリスで投票率アップに効果があったという取り組みを聞いてきました。(朝日新聞東京社会部記者・原田朱美) 投票率を他の国と比べてみよう まずは、日の投票率を調べましょう。 ・前回2014年の衆院選挙は、52.66% ・2016年の参院選挙は、54.70% 特に参院選挙は、この20年間、5割台が続きます。20代に限ると3割台です。 この数字は、世界的に見てどうなのか。 OECD(経済協力開発機構)の2016年のレポートでは、国政選挙の投票率は、加盟国平均が65.63%。日は、スイス、ラトビアに続きワースト3位と、確かに低

    「若者は投票しない」って日本だけ? スイスやアメリカだって…
  • キラキラネームは深夜の受診が多い? 医学論文に反響、著者の狙いは

    「キラキラネーム児」の親は配慮を欠く? 筆頭著者「名前への偏見よくない」 結論信じていいの? キラキラネームの子どもは、そうでない子と比べて深夜帯に受診に来る割合が高い――。医学雑誌「小児科臨床」の今月号に掲載された論文がツイッター上で「これは読んでみたい」「すごい研究だ」などと話題になっています。どのような狙いがあったのか、論文の筆頭著者に話を聞きました。 話題になっている論文は「キラキラネームとER受診時間の関係」。2013年12月の1週間、日赤十字社和歌山医療センターの救命救急センター(ER)を訪れた15歳以下の患者104人について、キラキラネームの子か、そうでない子かに区別し、診察に訪れた時間帯を比較しました。ちなみに、キラキラネームの子どもは16人、非キラキラネームは88人でした。このような比較をした理由は、「子どもを深夜に受診させるかどうか」は「親の社会に対する関わり方を示す

    キラキラネームは深夜の受診が多い? 医学論文に反響、著者の狙いは
  • 「排除ベンチ」抵抗した制作者が突起に仕込んだ「せめてもの思い」

    「さすがに、必要ですよね」 そもそもベンチがない問題 「恐れていることが当に起きるか」を知る まちなかで見かけるベンチに、仕切りや手すりのような突起がついていることは「当たり前」の風景になっています。そんな「排除ベンチ」の一つが、先日、ツイッターをきっかけに形を変えました。〝突起〟が動いたのです。当初から〝突起〟に抵抗していたというベンチの制作者。実は、ベンチにある仕掛けをしていました。「みんな排除に慣れてしまっている」。制作者の言葉から、公共空間の過ごし方について考えます。 可愛らしいデザインで〝排除〟 7月8日。東京都中央区の京橋に設置されたベンチに、作業員が集まりました。木製のベンチを1台1台裏返し、ベンチの座面を3つに区切っていた「突起」のボルトを外し、突起を動かしました。

    「排除ベンチ」抵抗した制作者が突起に仕込んだ「せめてもの思い」
  • 巧妙化する「排除アート」 誰にもやさしくない都市が牙をむく時

    何かよく分からないものは「アート」 定義されない場所を減らしたい 隠された「排除」の意図に気づくと… 都市の駅のスペースにあるデコボコした突起のようなオブジェ、公園や路上では仕切りのあるベンチが当たり前になってきています。ホームレスが寝そべったり滞在したりしないよう〝排除〟する「排除アート」「排除ベンチ」とも言われます。建築史家の五十嵐太郎さんは、「公共空間に誰かが滞在する可能性をつぶすもの。そんな風に他者を排除していった都市は、誰にもやさしくない都市なのではないか」と指摘します。 排除アートが広まり始めたのは… オープン1年を迎える複合商業施設のミヤシタパークには、座面がメッシュ状になっていたり、腰かける部分が棒状のポールになったような座りづらいベンチがあります。 好意的に「アートがいっぱい」とメディアで紹介されることもありましたが、五十嵐さんは「アートの名のもと、排除の意図がカモフラー

    巧妙化する「排除アート」 誰にもやさしくない都市が牙をむく時
  • 「ルパン三世」全OP&EDを公開 「需要を理解しすぎてる」公式の思い

    67万超の再生回数 「緊張しつつ何度も…」 PART6へ高まる期待 放映開始から今年で50周年を迎える名作アニメシリーズ「ルパン三世」。この節目の年に、これまでの全てのOPとEDを集めたクリップ集がYouTubeにアップロードされました。公式チャンネルが自ら無料公開した、アイキャッチまで網羅したファン垂涎の動画。違法アップロードを駆逐する勢いの公式の英断に称賛が集まっています。(北林慎也) 50周年の国民的アニメ 「ルパン三世」は、モンキー・パンチ原作の国民的アニメ。1971~72年放映のPART1以来、PART5までのTVシリーズのほか、宮崎駿監督が手がけた映画版「カリオストロの城」(79年)やTV特番が継続的に制作され、世代を超えて愛されています。 PART1の旧・東京ムービーから一貫して、制作会社のトムス・エンタテインメント(TMS)が手掛けています。

    「ルパン三世」全OP&EDを公開 「需要を理解しすぎてる」公式の思い
  • 工事中に現れた大きな岩 「おもしろいから」しめ縄で祀った地元民

    しめ縄が飾られた「おもしろい大岩」 「偶然とは思えない」ので保存 伝説を創作しようとしていた… 国宝の土偶「縄文のビーナス」で知られる長野県茅野市で、駅前にまつられている大きな石が話題になっています。しめ縄が飾られ、立派な看板も立っていますが、案内板には、それらしい伝説はなさそう…。つまり「単なる石」。なぜ、そんな石を大事にまつることになったのか。「いい伝説を作ろうと思ったけど、思い浮かばなくて…」。隠れた名所には、驚きのエピソードが隠されていました。 しめ縄が飾られた「おもしろい大岩」 ツイッターで「大変おもしろい大岩」として紹介された大石は、茅野駅西口から約200メートルのところにあります。高さ1メートル以上、横幅も1.5メートルを超えています。何よりその丸い形が、色んな想像をかきたてます。 大石にはしめ縄が飾られています。しっかりした案内板も立てられており、大石の由来が詳しく書かれて

    工事中に現れた大きな岩 「おもしろいから」しめ縄で祀った地元民
  • 領海侵入の日に不在「驚きを禁じ得ない」首相経験者が嘆くルール無視

    「決裁の最上位は山田局長でございます」 連絡受けてもゴルフを続けた森喜朗元首相 「一票投じることができない世代を犠牲に」 【金曜日の永田町(No.18) 2021.03.06】 過去最大の106兆円の新年度予算案は3月2日、衆院を通過し、参院での審議が始まりました。菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社による総務省幹部への接待問題も新たな「違法」が発覚し、安倍政権以来、毎年のように首相が関係する疑惑が浮上する異常事態になっていますが、規律破りのいまの政治を支えているものは――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。 「決裁の最上位は、山田真貴子局長でございます」 3月5日、菅さんの長男が勤める放送関連会社「東北新社」による総務官僚への接待問題で、新たな展開がありました。 この日の参院予算委員会で、立憲民主党の小西洋之さんの質問に対し、東北新

    領海侵入の日に不在「驚きを禁じ得ない」首相経験者が嘆くルール無視
  • 「このままではつぶれる」サマソニの窮状 政府の補償、洋楽は対象外

    洋楽プロモーターの窮状「理解されていない」 補償に組み込まれず…「独自で頑張らないと」 音楽シーンを支えた洋楽、現状に応じた対処を コロナ禍でイベントやコンサートの中止や延期が相次ぐ中で、国内アーティストの公演は少しずつ開催されるようになってきましたが、洋楽コンサートは今、苦境に立たされています。20年続く大規模ロックフェス「サマーソニック」を主催するクリエイティブマンプロダクションの清水直樹社長(55)に、その窮状を聞きました。(朝日新聞・坂真子) 洋楽プロモーターの窮状「理解されていない」 昨年の緊急事態宣言解除後、国内で行われる音楽やスポーツなどのイベントは、感染対策を徹底したうえで、会場の50%を超えない人数でチケットを販売し、歓声は禁止、という形で行われています。 「日の各プロモーターやアーティストは、自分たちでルールを守って少しずつコンサートを再開していて、これは素晴らしい

    「このままではつぶれる」サマソニの窮状 政府の補償、洋楽は対象外
  • 菅さんの迷走に「議会運営のプロ」吉川議員がぶつけた静かな怒り

    議運プロが投げた基的な質問 昨年の国会会期は53% 「GoTo」1兆円の執行権の是非 【金曜日の永田町(No.11) 2021.01.09】 新型コロナウイルスの爆発的感染の受け、首都圏に緊急事態宣言が出されました。菅義偉首相は「1カ月後に必ず事態を改善されるために全力を尽くす」と約束。しかし、支援策は後手に回っており、国会冒頭に提出される補正予算案には、菅さんの判断を歪めてきた「Go To トラベル」の追加経費が1兆円超も――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。 米議会の「暗黒の日」 緊急事態宣言の発令を控えた1月7日未明。アメリカの国会である連邦議会の議事堂に、トランプ大統領の支持者が乱入したというニュースが飛び込んできました。 この日は、民主党のバイデンさんが勝利した大統領選の結果を上院と下院の合同会議で確認する手続きが行われ

    菅さんの迷走に「議会運営のプロ」吉川議員がぶつけた静かな怒り