国民民主党の榛葉賀津也幹事長は30日、防衛省・自衛隊の相次ぐ不祥事をめぐり、参議院外交防衛委員会の閉会中審査で質疑に立った。 同委員会は木原稔防衛相と上川陽子外相が出席。榛葉氏は質問に入る前に「さまざまな不祥事の事案や問題がですね、防衛省・自衛隊で起きましたが、ほとんどの自衛隊所管はまじめに任務についているんですよ。まじめにやっている自衛官、自衛隊所管が、そのご家族の名誉のためにもですね、しっかりと正すところは正していただきたいと思います」と述べた。 安全保障にかかわる特定秘密の情報の取り扱いをめぐる違反については「私が心配する懸念は、これだけの漏えい事案によって報道を見るとですね、とんでもない漏えいがあったととらえられますが、本来の趣旨で合ったアメリカやオーストラリアといった同盟国・同志国との防衛力を強化していくうえで今般のような事案が絶対にあってはならない。これを心配した」と指摘した。