03年の初夏、ネットの掲示板が発火点となって、夕刊紙や週刊誌などに次々と報じられ、本人の知らないところで巨乳と山形の名産品・スイカを掛け合わせた“スイカップ”というニックネームまで名付けられた。古瀬絵理、NHK山形放送局の番組に出演するようになって、3年目のことである。 ──古瀬さんが注目を浴び始めた当時、雑誌媒体を中心に、空前絶後ともいえる女子アナブームが巻き起こっていました。でも、それは民放キー局の女子アナに限ったことで、地方局のアナウンサーがクローズアップされることはありませんでしたよね。 古瀬(以下、古) そうなんですよ。女子アナブームといっても、遠い世界の出来事みたいで実感はありせんでした。女子アナたちの記事を見ては、テレビ局の仲間と「大変だよね」なんて話していたくらいですから(笑)。 ──まさか自分が当事者になるなんて思っていなかった? 古 もちろん。ホントに戸惑いましたね。局
![古瀬絵理が語るスイカップ騒動と女子アナブーム(前編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ef7f7086e8be3543037a3aac24d113e124ff002a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cyzo.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Fcyzo_logo.jpg)