週刊現代で二年間コラム「アメリカで味噌汁」を連載してきましたが、今回で最終回です。 もっと読みたかった人は乾編集長にそう言ってください。 さて、『悪魔の毒々モンスター』で80年代にゲテモノ映画の世界で一世を風靡したトロマ映画は、その後、長い間低迷して、細々とチープなビデオを通信販売してきたが、 今年、ひさびさの劇場公開が決定。 その名も「ポウルターガイスト/ナイト・オブ・ザ・チキン・デッド」。 ポウルターとは鶏肉のこと。 監督はもちろんトロマの総帥ロイド・カウフマン。 ケンタッキー・フライド・チキンとスターバックスが戦うという あいかわらずヤケクソのような映画で素晴らしい。 ところで『となりのトトロ』がアメリカで初めて公開されたとき、 英語版はなんとトロマが制作した。 トロマとトトロでなんとなく語呂合わせだからか?