バイトはやってみたいんですけど、接客業はあまり向いていないかも 取材・文:福住佐知子 写真:田中紀子 ぴあフィルムフェスティバルグランプリ受賞作『モル』から、『月とチェリー』『赤い文化住宅の初子』、脚本作『さくらん』などで注目のタナダユキ監督の最新映画『百万円と苦虫女』が公開される。ひょんなことから事件に巻き込まれ、家を出たヒロインが見知らぬ街でいろいろな人と触れ合い、人生の大切さを学んでいくというロードムービー。この映画に主演し、ちょっとビターで憎めない鈴子を演じた蒼井優に話を聞くことができた。 ADVERTISEMENT 映画史上最高に地味なヒロインQ:脚本を読んでどんなところに魅力を感じましたか? わたしが演じる鈴子は本当に地味な女の子で、とても好きなタイプでした。 Q:タイトルがとてもユニークですがどのように思われましたか? 最初に聞いたときは覚えにくいし、どうだろう? と思ったの