ソフトバンクグループの孫正義社長(58)とニケシュ・アローラ副社長(48)は21日、日本経済新聞の取材に応じた。孫氏は社長をアローラ氏に譲ると決めていた60歳が近づくにつれて「もう少しやっていたいという欲望が出た」と打ち明けた。約1年後に60歳になればアローラ氏に禅譲するつもりだったが「急にさみしくなった」とも語った。一問一答は次の通り。――社長を続けたいと思い直したきっかけはなんでしょうか。
週刊SPA!本誌では幾度となく「貧困特集」を取り上げているが、若者と呼ばれる世代にも貧困の波は当然の如く押し寄せている。「非正規増加」、「奨学金返済」、「親が生活保護で頼れない」などさまざまな理由から貧困というアリ地獄から這い上がれないでいる若者たち。以前、「貧困特集」に出演した人々もまた、貧困からの脱却を果たせずにいるのだろうか。 週刊SPA!2015年5月19日号の特集「[女の貧困化]が止まらない」に出演し、その窮状を語ってくれた前島知美さん(仮名・当時28歳)と約1年ぶりに再会。当時アパレルメーカーに勤めていた彼女は「年収は150万円ほど。販売ノルマがあるので食費を削って自社の服を買わなければいけない」と語っていたが、1年後の彼女の生活は、どのようになっているのだろうか。 昨年の取材時には「始発から終電まで休みなく働いて、手取りは13万円」という過酷なアパレル業界で働いていた前島知美
交際相手と性的行為「退学勧告は違法」と提訴 サッカー強豪の聖和学園高(仙台市)に在学中、交際相手と性的な行為をしたことを理由に退学を勧告されたのは社会通念上行き過ぎで違法だとして、元サッカー部員の男子大学生(18)が20日までに、運営法人と校長に約600万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。 訴えによると、学校は男子学生が3年生だった昨年12月、交際相手と性的な行為をしたことを理由に退学処分を決定し、自主退学するよう勧めた。男子学生は転校を余儀なくされ、指定校推薦で進学が決まっていた関東の私立大から合格を取り消された。 校長らは「性的な行為を一度でも行えば退学処分となる。処分に当たり、これまでの生活態度などは考慮しない」などと書面で通知した。男子学生は非行歴や処分歴はなかったという。 男子学生側は「性的な行為が退学処分の理由になるとの校則は存在しない。教師も周知しておらず、
東京・世田谷にある「大宅壮一文庫」。タレントの永六輔さんをはじめ、作家の五木寛之さんやジャーナリストの立花隆さんなど、日本の言論を支えてきた著名人たちが足しげく通った雑誌専門の小さな図書館です。この図書館は、昭和を代表する評論家でジャーナリストの大宅壮一が所蔵していた雑誌をもとに作られました。ところが、設立から45年がたった今、存続の危機に立たされています。その背景に何があるのか、リポートします。 「大宅壮一文庫」は、東京・世田谷の住宅街の一角にあります。特別に書庫を見せてもらうと、地下1階から地上2階まで本棚が迷路のように入り組み、およそ1万種類、77万冊にも及ぶ雑誌が所狭しと所蔵されていました。 新たに発行されたものだけでなく140年前に発行された明治時代の大衆誌や軍事雑誌など、国会図書館にも所蔵されていない貴重な雑誌もあります。入館料は300円で、読みたい雑誌を手に取って見ることがで
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