インド西部ムンバイで開催されたヒンズー教の祭典で、「人間ピラミッド」から転落する少年(左下、2015年9月6日撮影)。(c)AFP/INDRANIL MUKHERJEE 【8月18日 AFP】インド最高裁は17日、西部マハラシュトラ(Maharashtra)州ムンバイ(Mumbai)で毎年開催される祭典で行われる組み体操「人間ピラミッド」について、危険だとして18歳未満の子どもの参加を禁じる判決を下した。ピラミッドの高さも6メートルまでに制限した。 「ダヒ・ハンディ(Dahi Handi)」と呼ばれるこの祭典はヒンズー教のクリシュナ(Krishna)神をたたえるもので、今年の開催を来週に控える。複数のグループが人間ピラミッドの高さを競い合い、少年たちがそれによじ登っていく。高さは13メートルに達することもあり、毎年多数の見物客を集めている。 しかし、練習中にピラミッドが崩れて負傷する事故が