この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2020年6月) 『久能寺経』のうち、法華経薬王品 平安後期(12世紀)の作。国宝。鉄舟寺所有、東京国立博物館寄託。沈んだ色の金泥地に彩度の高い翡翠色を散りばめた見返し絵の濃密な彩りの美もさることながら、それとは対照的に本文料紙の色使いは抜けるように明るく、全面に施された品位ある藤色が一際美しい。 『久能寺経』のうち、随喜功徳品 平安後期(12世紀)の作。国宝。個人蔵。金銀泥で装飾された本文料紙が絢爛豪華で、見返しには金銀の切箔も散りばめられている。 『妙法蓮華経授記品』 平安後期(12世紀)の作。紙本著色、墨書[1]。1巻。重要文化財。MOA美術館所蔵。咲き誇る桜の花を縁先から愛でつつ語り合う平安貴族の男女が見