11日(水)から停滞する秋雨前線の影響で、九州北部を中心に記録的な大雨になっています。佐賀県嬉野市では16時の時点で降り始めからの雨の量が1000mmに達しました。8月1か月の降る雨量の約3.6倍で、年間雨量の40%以上に当たる雨がわずか3日強で降ったことになります。 そのほか、佐賀市で810.5mm、福岡県久留米市で744.0mmなど九州北部の多い所で800mm前後。広島県広島市で376.5mm、北広島町・都志見で428.5mm、岐阜県本巣市・樽見で384.0mmなど中国から東海の多い所では400mm前後に達しました。 すでに土砂災害や河川氾濫が各地で発生し、さらに災害が拡大してもおかしくないような雨量です。 » 最新の雨雲レーダー