沖縄県名護市長選(28日告示、2月4日投票)で家庭ごみの分別問題が話題になっています。稲嶺ススム市政の名護市では「燃やしてもいい」「燃えないごみ」などのほか、プラスチック・ビニール類や家庭用金属の再資源化をはかるため16分別を実施。環境問題が注目を集め、ごみを減らす努力と限りある資源の再利用が求められる中、環境省調査でごみの再資源化(リサイクル)率は県内1位と先進的地位を築いています。 一方、自民党候補の渡具知武豊氏(前市議)は、5分別の那覇市などを例に挙げ、「名護市はいまだに16分別だ。なぜ簡素化できなかったのか」と批判。稲嶺市長を攻撃していますが、16分別を始めたのは2009年、自民党市政だった前市長の時代で、渡具知氏も当然、市議会で賛成した一人でした。 16年度のごみ排出量は、分別方法が変わる前の07年度と比べて2割近く減少。埋め立て処分をしなければならない量は93%も減った一方で、
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