前回の記事*1を書いて、そういや仕事で使っている数学をもう一度整理したくなったので、書いてみます。 SIerの仕事でよく使う数学 オッサンの仕事で普段からよく使う数学分野を列挙します。 離散数学*2 非連続数を取り扱う離散数学は、アルゴリズムの基礎となる概念も多く、活用の幅は非常に広いです。組合せ論、グラフ理論、数列、漸化式など。 データ構造、再帰、ポインタなど、使われる分野は多岐にわたります。 直接的なアルゴリズムの理解を深めるといった点の有効性がありますが、離散数学の問題を解く力は、関係のモデル化、関係網羅の把握といった技量につながると思います。 数値論理学(論理代数・ブール代数)*3 If文など、条件判定を使うなら、論理代数を勉強することは損がないと思います。 命題論理は、まさに真偽判定そのものです。 また、論理代数の能力は、判定条件などで使用される論理式の簡素化などでも役立つ場面が