パナソニックは2014年7月1日、経営合理化の一環で、情報システム子会社であるパナソニックITソリューションズの全株式を富士通に譲渡すると発表した。譲渡額は数億円のもよう。 パナソニックITソリューションズの従業員数は約1400人。そのうち500人は新会社の「富士通ITマネジメントパートナー」、400人は日本IBMの子会社に転籍する。残りの500人はパナソニックやパナソニック インフォメーションシステムズなどに移るとみられる。 パナソニックITソリューションズが手掛けていた業務のうち、製造・販売のSCM(サプライチェーン・マネジメント)システムなどは富士通ITマネジメントパートナーが担当する予定である。また、経営管理やCRM(顧客関係管理)、調達といった業務システムとITインフラの開発・運用・保守については、日本IBMの子会社が手掛けるとしている。