米マーケティング調査会社MarketingSherpaが7月31日に発表した報告によると、テクノロジー業界で売り上げにつながる効果的なマーケティング媒体として、ブログとポッドキャストが、それぞれ4位と5位に挙げられた。 「売り上げにつながる効果的な方法は?」という設問に対し、テクノロジーサービス、ビジネスソフトウェア、ハードウェア企業のマーケティング担当者1900人以上が回答。1位はフリートライアルで、特にソフトウェア企業の評価が高く、その半数以上が「大変効果的」と回答した。以下、2位にWebキャスト、3位にホワイトペーパー(製品情報、技術資料)と続く。 4位に入ったブログは、特にソフトウェア企業とテクノロジーサービス企業の評価が高く、いずれも30%以上が「大変効果的」と回答したのに対し、ハードウェア企業の評価は20%以下となった。報告では、ハードウェアの購買判断に影響を与える「純粋な技術
今回は、ブログビジネスのパイオニアであるシックス・アパート株式会社 技術担当執行役員で、一部で“ブログの神”としても知られる平田大治氏をお招きしました。ブログがWeb 2.0という新しい環境をもたらし、Webの構造化を加速させる最大の要因の一つであることに異論はないと思いますが、シックス・アパートはその中でも重要なけん引役であるといっても過言ではないでしょう。 ■ ブログのビジネス利用は日本が先行 ─本題に入る前に、簡単に自己紹介をお願いします。 平田氏 大学を卒業後、某通信会社にエンジニアとして入社したのがキャリアの始まりです。その後、紆余(うよ)曲折してIT企業専門の投資会社(VC)であるネオテニーの伊藤穣一社長に誘われて移り、主に投資先の技術を見極める仕事をしていました。 そんな折りに、たまたまブログに出会いました。初めは簡単なホームページを作るためのソフトだと思っていましたが、やっ
シックス・アパートは9月29日、ブログツール「Movable Type」(MT)の開発を、米国主導から日本主導に切り替えると発表した。企業によるブログ利用が急速に広がっている日本で、ニーズにいち早く応えられる体制を築く。 企業のブログ利用は、米国よりも日本の方が進んでいると、同社の関信浩代表取締役は話す。「米国のP&Gは、日本のP&Gがブログを活用したマーケティングで成功したと知り、ブログ活用を検討し始めたと聞く」(米Six Apartのバラック・バーコビッツCEO兼会長) シックス・アパートは、日本法人設立当初から企業への導入に注力してきた(関連記事参照)。「日本の売り上げは、個人向けよりも法人の方が圧倒的に多い」(関代表取締役) ブログが個人の草の根的な利用からじわじわ広がった米国と異なり、日本ではISPなどが一気に参入。ブームがどっと押し寄せたため、企業が目を付けるのも早かったのだろ
Movable TypeやTypePadでブログをリードするSix Apart。同社はブログの可能性を広げる新たなプロジェクトを発表した。 米Six Apartは、新たなブログの方向性として「Project Comet」を米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催のDEMOfall 05で発表した。 このプロジェクトでは、使いやすさの追求、リッチな機能性、プライバシー情報の扱いなどに配慮したものになるとコメントされており、更なるブログ利用の価値創造が狙い。 なかでも強調されているのが従来までのテキスト、写真はもちろんのこと、ビデオや音楽(音声)を扱えることがポイントという。9月5日既報の「TypePad 1.6 日本語版」でも前身といえる機能が見えており、Project Cometではさらに洗練された形になることが予想される。 これまでにも各種MTプラグインによってポットキャスティング対応
米America Online(AOL)が9月16日発表したブログに関する意識調査によれば、ブログは「癒し」目的で書いているというユーザーが半数近くに上り、ジャーナリズムやゴシップへの関心を大きく上回った。 この調査はDigital Marketing Services(DMS)がブログを作成しているユーザーを対象にオンラインで実施、執筆の動機やテーマについて600人から回答を得た。執筆しているブログの数は平均2種類で、ブログに費やす平均時間は1週間に4時間。 ブログを書く目的は「自分の考えや感情を人に伝えたい」(54%)、「自分の生活と関心事を記録しておきたい」(43%)などが多数を占めた半面、ジャーナリズムへの関心を挙げたのは16%、最新ニュースやゴシップへの関心は12%、政治評論は8%にとどまった。「家族や友人がやっているから」は21%、「インターネットの最新トレンドだから」は16%
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