就職説明会で企業の説明を聞く学生=2日午後、大阪市北区、矢木隆晴撮影就職説明会に参加する学生=2日午後、大阪市北区、矢木隆晴撮影 2012年春に卒業を予定する大学3年生を対象にした企業の合同説明会が2日、大阪市北区のハービスホールであった。3年生の就職活動は例年、秋から本格化するが、就職氷河期の再来といわれる中、約2千人が参加した。主催した楽天(東京)の矢下茂雄・みんなの就職事業長は「優秀な学生ほど早く動く。大企業も学生を早く見定めてつなぎ留めたいという意向が強い」と話す。 出展企業はパナソニック、トヨタ自動車、ユニクロなど大手を中心とした31社。スーツを着るのは入学式以来という大阪市立大商学部の男子学生(20)は「先輩を見ていると就職活動は厳しい。早めに地道に回るしかない」、関西外語大の女子学生(20)は満席の会場を見て「すごい熱気。遅れないようについていかないと」と話した。会場には