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ブックマーク / nippondanji.blogspot.com (27)

  • 受託開発とGPL

    GPLに対する代表的な誤解・・・というかむしろ謎のひとつに、受託開発(SI)におけるライセンスの扱いがある。この点が明確になっていないため、受託開発において無意味にGPLを回避しようとしたり、GPLに対するFUDを流布することに対する原因になっていたりするように思う。フリーソフトウェアおよびオープンソースソフトウェアを愛する者として、そのような状況は断じて見過ごすことができない!!というわけで、今日はGPLを受託開発(SI)において用いる場合の注意事項を説明しよう。 GPLの使いどころ受託開発においてGPL(とその仲間たち=LGPL、AGPL)が登場するのは、第三者、つまり発注側でも受託側でもない者が作成したGPLのソフトウェアを利用する場合である。例えばGPLが適用されたライブラリなどだ。周知の通り、GPLのソフトウェアをリンクしたソフトウェアを再配布する場合は、そのソフトウェア全体に対

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    gfx 2010/06/03
  • 「エキスパートのためのMySQL[運用+管理]トラブルシューティングガイド」発刊のおしらせ。

    来たる6月12日、我が入魂の書籍が発刊される運びとなった。執筆を開始したのはすでに一年以上前であり、ブログでも何度か「執筆中です!」といいながらなかなか発刊に至らずお待たせしてしまったのだが、しかし時間がかかってしまった分、内容には磨きがかかったと思うので期待して頂きたい。書籍のタイトルは「エキスパートのためのMySQL[運用+管理]トラブルシューティングガイド」。筆者にとって初の著書(単著)である。名前にエキスパートと冠している通り、中級〜上級者向けの一冊となっている。初心者の方は、まずMySQL 徹底入門 第2版などを先に読んでから書を購入するといいだろう。以下もくじである。 第1章 MySQLの概要 1 MySQLとは 1-1 世界で最も有名なオープンソースのRDBMS 1-2 LAMPの"M" 1-3 History 2 MySQL Serverの種類 2-1 FOSS Exc

    「エキスパートのためのMySQL[運用+管理]トラブルシューティングガイド」発刊のおしらせ。
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    gfx 2010/06/01
  • 貧乏だってプロファイリングは出来る!! - poor man's profiler

    従来より、プロファイリングのためのソフトウェアと言えば高価なものが中心であった。もっと安く、お金を掛けずに、簡単に、早くプログラムのボトルネックを探し出す方法はないのか?!ということで編み出されたプロファイリングテクノロジーがある。その名も、「poor man's profiler」だ。 poor man's profilerの全容は、次のページで知ることが出来る。 Poor Man's Profiler http://poormansprofiler.org/ poor man's profilerは、現Facebook(元MySQL ABのサポートエンジニア)のDomas Mituzasによって開発されたプロファイリングテクノロジーである。以下が、その全ソースコードである。 #!/bin/bash nsamples=1 sleeptime=0 pid=$(pidof mysqld) f

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  • MySQLコミュニティ騒然!MySQL 5.5.4が与えるインパクト。

    先週、MySQL Conference & Expo 2010が開催され、盛況のうちに終了した。カンファレンスに合わせる形で、MySQL 5.5.3および5.5.4がリリースされたのだが、これが目を見張るような進化を遂げている。特に性能面での進化には目を見張るものがある!Jeremy ZawodnyやMark Calleghanといったコミュニティの重鎮たちも「非常にエキサイティングなリリースだ!」などと表して歓迎の意を表している。 というわけで、日はMySQL 5.5.3/5.5.4の新機能および変更点についてレビューしてみよう! おさらい。 〜 MySQL 5.5の既存の機能 〜MySQL 5.5が登場したとき、その新機能については以前にもエントリで紹介したが、ここで改めておさらいしてみよう。MySQL 5.5は、正確にいうと現在最新バージョンであるMySQL 5.1の「次の次」のバ

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    gfx 2010/04/19
  • IBM vs Hercules。本当に問題なのは一体何なのか?その正体に迫ってみる。

    ヘラクレスといえば、ギリシャ神話に登場する巨人族と戦った英雄である。奇しくもオープンソースのメインフレームエミュレータであるHerculesは、IT業界の巨人であるIBMに果敢にも挑戦している。なんだかヘラクレスを応援したくなるような構図であるが、筆者は何も「Herculesエミュレーターは英雄だ!」と言うつもりは毛頭無い。Herculesエミュレータはオープンソースソフトウェアであり、TurboHerculesはそれを利用してビジネスをしている。一方で、IBMもオープンソースに貢献しており、かつオープンソースへの支持を表明している。彼らはライバルなのだ。Herculesは弱小でありIBMは巨大だが、ビジネスで争うライバルであることに変わりはない。 IBMとTurboHerculesによる係争については、前々回、前回から続いて3回目になる。今回は「IBMが一体何を非難されているのかというこ

    IBM vs Hercules。本当に問題なのは一体何なのか?その正体に迫ってみる。
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    gfx 2010/04/16
  • IBMはオープンソースを支持し続けるのか?

    IBMがオープンソースソフトウェアを開発している企業に対して、特許をもって威嚇したという旨のニュースが掲載された。 マイコミジャーナル「米IBMの書簡にオープンソース支持者が非難」 メインフレームエミュレータの「Hercules」を提供する仏TurboHerculesが3月、欧州委員会(EC)に対して申し立てた競争法違反の調査に関連して、著名なオープンソース支持者が米IBMがTurboHerculesに対して送った書簡を公開し、「これまでのオープンソース支持は偽善」とIBMを激しく非難している。 フリー(自由な)ソフトウェア支持者としては、特許で威嚇と聞くと反応せざるを得ないのだが、IBMの一体何がいけないのだろうか?今日はこのニュースについて「著名なオープンソース支持者」であるFlorian Mueller氏による主張の意義を検証してみたい。 Hercules(ヘラクレス) emulat

    IBMはオープンソースを支持し続けるのか?
  • それでも私が MySQL を使いつづける理由または、Why I still use MySQL? 的な。

    元ネタ: Why I still use Perl5? - TokuLog 改めB日記 ===> それでも私が Perl を使いつづける理由 - kazuhoのメモ置き場 なんつーかノリが楽しそうだったのでMySQLで便乗。Perlのことはよく分からないけど。 Fast Enoughもっとはやいといいな、とおもうときはあるけど、他の RDB とくらべても速い部類。 GPLであるいろんなライブラリを組み合わせるときにはライセンスを考えるのが面倒臭いけど、自分の書いたコードがプロプラエタリにならないとか、ユーザーの利用に制限がないとか、GPLの利点も多い。 MySQL community is so goodMySQL コミュニティは質問とかにもわりと答えてくれるし、一緒に仕事してて楽しいですね。 I know MySQL Internals個人的な理由だけど、MySQL の内部のことはだいぶ

    それでも私が MySQL を使いつづける理由または、Why I still use MySQL? 的な。