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ブックマーク / note.com/oraccha (2)

  • データセンター向けTCPとeBPF実装|oraccha

    最近のLinuxではeBPFで輻輳制御アルゴリズムを実装し、カーネル内で実行できる。今日はDCTCP実装を眺めてみたいと思う。その前にオリジナルのDCTCPについて確認する。マージされたのはバージョン3.17の頃。 commit e3118e8359bb7c59555aca60c725106e6d78c5ce Author: Daniel Borkmann <daniel@iogearbox.net> Date: Fri Sep 26 22:37:36 2014 +0200 net: tcp: add DCTCP congestion control algorithmDCTCPはRFCにもなっているけど、オリジナルは2010年にMSRとスタンフォード大のチームによって提案された(Data Center TCP (DCTCP) [SIGCOMM2010])。一般的な輻輳制御アルゴリズムでは

    データセンター向けTCPとeBPF実装|oraccha
    gfx
    gfx 2020/11/02
    “DCTCP (Data Center TCP) は、データセンターというクローズなネットワーク向けにECNを使った輻輳制御を実装しようという試み”
  • TCP-BPF: Linuxはマイクロカーネルの夢を見るか|oraccha

    eBPFでcommit logを調べてみるといろいろと面白そうなものが出てくるな。例えば、TCP-BPF [netdev 2.2]。TCPコネクションのパラメータをBPFで操作できる。さらに最近(バージョン5.5以降)では、輻輳制御もeBPFで実装できるようになっているようだ。eBPFによりカーネルからどんどん機能を追い出してLinuxはマイクロカーネル化するのだという鼻息荒い発表も見かけるが(「eBPF - Rethinking the Linux Kernel」[QCon2020])、正直これが正しい方向性なのかよくわからない。面白いけど。 eBPFを使っているわけではないが、輻輳制御をユーザレベルで実装するという研究はいくつかある(「Restructuring Endpoint Congestion Control」 [SIGCOMM2018]、「Deploying Safe Use

    TCP-BPF: Linuxはマイクロカーネルの夢を見るか|oraccha
    gfx
    gfx 2020/10/27
    "TCPコネクションのパラメータをBPFで操作できる。さらに最近(バージョン5.5以降)では、輻輳制御もeBPFで実装できるようになっているようだ"
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