タグを使って情報を整理しようとする場合、情報本体とタグは別に扱おうと考えるのが普通だと思うが、Scrapboxではあえてそういう区別を無くしている。その方が単純になるし、情報の扱いが柔軟になる。「秋葉原」というのは地名を示すタグなのか駅名を示すタグなのか電気街的なものを示すタグなのか考えると大変だが、Scrapboxだと単純に秋葉原というページを作れば具体的な情報を書くこともできるしタグ的に使うこともできる。それで大丈夫なのか心配になるかもしれないが、1万ページを超える大規模なScrapboxプロジェクトにおいてもタグが存在しないことによる問題は発生していないし、「タグは無いの?」という質問や要望をユーザから貰ったこともない。 Wikipediaには「カテゴリ」を表現するページがあって一般ページとは異なる扱いになっている。たとえば夏目漱石は一般ページであるが、日本の小説家というカテゴリペー