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ブックマーク / akouroushix.hatenablog.jp (21)

  • そりゃあ持分でそれぞれ都合のあるところだ - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    人様には様々持分と言いますものが有りまして、それぞれ腐心いたすところで御座います。 一人の人間が全て仕切って執り行うなど、それは不可能な事でそれぞれの手にゆだねるところと成って、お互い不足のところなど補って参ります。 釣り師にいたしましても、何から何まで全て自分で賄うなど出来兼ねる事でございまして、餌なども手持ちぶたさの行きがけの駄賃程度には、自分で調達するところですが、これが毎度毎度の事となりますと大層な労力と言う事に成って参ります。 ここは餌を獲る人運ぶ人、その又餌を使う人などと成っておりますところで、それぞれ便利に折り合いが付いております。 釣り師の釣った魚が、これまた都合よく人様に宛がわれるものでして、魚を釣る人運ぶ人、それを料理に作る人、最後に只々べる人、等と分かれるもので御座います。 これを見ますと釣り師など、ぽつねんと捨て置かれるところで、とても割に合う置かれようでは御座

    そりゃあ持分でそれぞれ都合のあるところだ - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 釣り師と宗教  「船頭 浮気はいけんじゃろう」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋が少しばかりもったいぶって姿を見せて参りますと、どちら様も夏とは違う期待がほのかに漂うので御座います。 相も変わらず釣りに呆ける釣り師も、今まで一番良かった秋だけを思い出してまいりまして、独りよがりで勝手な妄想を膨らますこととなって参ります。 気候が良くなって、段々に釣りに適した日々が続くと成りますと、出てくる出てくる、日頃顔をみせぬ良いとこ取りを狙う、したり顔の釣り師が早朝より大漁を狙うところと成って参ります。 早朝と言いましても中には夜釣りと申しまして、警戒感の手薄と成った魚を狙う夜専門のふくろうのような輩もあることでして、いずれにしても夜討ち朝駆け、忙しく立ち回ることです。 浪士様など昨今ではもっぱら昼専門で御座いまして、昼と申しましても朝早い、朝4時には起き出す所となって参ります。 永年早朝に起き出す習慣など付いて参るところで、目覚ましなど不要、体内時計が組み込まれるところとなっ

    釣り師と宗教  「船頭 浮気はいけんじゃろう」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 釣れないから突くのか、突くから釣れないのか 釣り師から突き師に成った釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    宙釣りの前川君、梅雨メバルもお終いと成ったところで手持ちぶたさと成るのでした。 前川君と言えば、海中の中層にいる魚にとっては随分迷惑な人物である事で、あれやこれやの手練手管で、今日も海中の魚を煙に巻いて参るので御座います。 魚の習性を知り尽くし、海底の地形まで頭に入っております、その上で絶妙な誘いで相手の弱いところをくすぐるのですから、誠に性質の悪いことで御座いまして、いかに物連鎖の上位に位置するとはいえ、血も涙も無いやりようである事です。 さて魚と申しますに、では一年中前川君の餌に成っておるかと申しますと、そこには拾う神のあることで、一時期には前川君の毒牙がかすりもしない、三味線弾けども踊りもしない時期と言うのが御座います。 釣場は筏で、固定されておるところと成りますと、時節のめぐりとともに季節の魚が入れ替わって参ります。目あての魚もいずれには姿を消してしまうのですから、これは逆ねじ

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  • 酷暑の釣り師 「おとなしく白状してもらおうか」  - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    日も暑い中、釣り師の出船前と言う事で御座いまして、罰当たりの面々集うところとなって参ります。 この暑い中で御座います、余程の好き者か世間知らずの素人しか出頭はして参りませんで、あら方は暑さに引き篭もるのです。 朝もやの島の堂、漁師好みの味付けで人気の「船長さん」 この季節の釣り師といえば、それは魚を釣ると言う事も有りましょうが、確かめると言う事もして参ります。 確かめるとは、この環境の中で魚がどの様な習性を持ち、どの様な喰い方をするかと言う事を確かめるので御座いまして、それを知るには酷暑に耐えた者しか分からぬ機微である事です。 社会保険労務士で独立したての浪間君(仮名)は、えぬからと周囲の独立開業阻止の包囲網を掻い潜って今は晴れやかなところです。 かなりの良い会社で、それなりの収入が有ったのですが、どうしても独立開業がしたい、結構な年端で苦労する事もあるまいと言う周囲には目もくれず、

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  • 「猿でも成れるレギュラーに」の落とし穴 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    今年は暑さの中で、スマホ片手に夢遊病者のように、ふらふらと歩き回る人の増えたところで御座います。 夜駅前に行く用事が有ります。いつもとそれは雰囲気の違う事で、大勢の挙動不審者が大勢居ります、挙動正常者が少数成るが故の肩身の狭さ、一歩間違うとこちらが不審者に成りますから、世の中の変化は唐突に生じるもので御座います。 何やら化け物を探しているとかで、そんなものは見た事はありません、いたらとっくに釣り師の餌、餌になるかべられております。 携帯電話が普及を始めて、だれでも安価に利用できるようになってからは、釣り師も連絡や情報の仕入れに便利に使ってまいります。 便利さと言いますのは反面、持ったがゆえの事故にも合うものでして、海中に哀れ撒き餌となって沈没した携帯数知れず、最近では海中に沈まぬケースや防水携帯、浮きの付いたストラップと対策されたものが出没しております。 対策されたものがこれだけ出てま

    「猿でも成れるレギュラーに」の落とし穴 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • ウルトラマンや戦艦大和と対峙する釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    暑さが厳しいと申しますのはどちら様も同じで、時節の挨拶など頭にどうしても「暑い!」と言う言葉が入ってまいります。 釣場と申しますのは大概が炎天下のもとで行われるものでして、釣り師といえば海上で天から干、終いにはくすんだ釣り師の日干しということで、よほど酔狂な御仁でもなければ絶えられるものでは御座いません。 こちらの常時行く釣り場は海上にあり、対岸が海水浴場と成っております。 砂浜は海砂の採取でやせ細り、海水浴場の体を成す為に何処やらから砂を持ち込んで整えると言う有様、それなら最初から砂の採取などやらねば良かろうとおもうのですが、これまた諸般の諸事情とやらに振り回されるところで御座います。 釣場と海水浴場を隔てる物は日頃は何も無いのですが、海水浴のシーズンとも成りますと一はフロートのみの仕切り、もう一はサメよけのネットがフロートから海底まで張巡らされるところです。 ここの釣場を主戦場にす

    ウルトラマンや戦艦大和と対峙する釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 竿師に成った釣り師の 「エビすくいタモ」 その4 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    さて最後に紹介するのは「エビすくいタモ」です。 エビを生かしておいたクーラーから、このタモでエビを小出しにして使います。 材料は篠竹の細いものを使います。全長が40センチばかりの物ですから、細身の竹ということに成ります。 この矢竹とも言うのですが、どうも色々種類が有るらしく、同じ細さでも強度が違っておりました。今年の冬はしっかり確かめねば成らない事です。 先日来客があって、その方 「らんちゅう」の世界では全日のチャンピオンを2回お取りに成った浅やんだ、その世界では知られた方で、フリーペーパーでそれこそ「らんちゅう」を発行する編集長だ。その向きは無調法なもので、門外漢なのですが出るところに出ると天皇様らしい。 エビすくいタモを見て、一くれと言う事でしたので差し上げたところだが、10万匹生まれる「らんちゅう」の中から良いのを選んで最後数匹まで絞り込む眼力の天皇だ、一番差し上げたくない出来の

    竿師に成った釣り師の 「エビすくいタモ」 その4 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 竿師に成った釣り師の  「玉網」 その3 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    お前さん、又豪勢に作ったところでどうなさる、釣具がこんだけ有ると死ぬまで使い切れん、あの世の宛がい扶持かい、と言われる所ですが勢いに任せて作り上げたのですから、あて等有る訳はありません。 自分の使用するものはさておいて、さてどうするかと思うことに成って参りますと、 さてどうしましょう。 売る気かい とも言われるのですが、それとて無調法で手段も無いところ、とても器用には立ち回れません。 余生分でお釣りがくるのですから、やりすぎは何事も褒められません。 さてどうしましょう。 今回は釣り上げた魚をすくう道具「玉網」 タモといいます。 伸びるタイプのものも有るのですが、筏の場合釣り座から水面が近い為1.5Mばかりの長さの物です。 柄は布袋竹やら篠岳を使用しています。これもあぶら抜きの処理をした後、乾かしたものを矯めます。(ためる)とは矯木を使って火であぶった竹の曲がりを修正します。この事を矯めると

    竿師に成った釣り師の  「玉網」 その3 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 竿師に成った釣り師の 「団子杓」 その2 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    よくもまあ作る気になってといいながら製作途中では、「あの浪士の野朗が血迷ったところで又新しい手慰みを始めた」と、半ば悪口を広めるところで御座いまして、最後までは行き着くまい、が読みどころでした。 作る浪士様がこれは一番心当たりの有ったところですから、世間の口はやかましいなどとは決して言えない事となって参ります。 あれこれの事で形が終いに差し掛かりますと、世間様随分当てが外れてまいります。 今年の冬は是非にも竹の切り出しには手伝いたい物だと、やや遠まわしの秋波を送ってくるのですから、野暮に近い手のひら返しになって参ります。 このようなものは徹底してやるに限ります。中途の者はその後もすべてにおいて中途の扱いを受けるものでして、ここは一番 埋められない距離を見せ付けておかねば成りません。これで力仕事は他人様、偉そうに思い切り振舞ったところで下仕事は他人様、実に美しい光景が保障されるのです。 この

    竿師に成った釣り師の 「団子杓」 その2 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 釣り師 竿師に成る! 釣具の自作を試みてみた その1 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    ここは少々説明のいる所でございまして、なにも浪士様が「アダルトビデオの男優」、つまり竿師に成ったと言うわけでは御座いません。 浪士様は釣り師で有りますから釣竿を作る「竿師」と言う具合に成るのでありまして、粗末な上とても鑑賞に堪えられるものを持ち合わせない身となりますと、白昼堂々己が逸物をさらけるなど、男優には成ってみたいけれどとても成れない事なのです。 と言います事で釣り師が竿師に成ったと言うお話で、ご機嫌を伺うところで御座います。 釣り師の道具などと申しますものは、昔は手作りのものも有ったでしょうがそれぞれに専門の加工職人の手に成るものでありました。 今日のご時勢は釣具メーカーのたゆまぬ陰謀と研究開発によって、安価で均質なものが大量に出回ることとなって、ある程度まではそれで我慢できる、納得して使えるもので御座います。 釣りにおいて、上手と下手を分けるのはちょっとした加減の越えられない壁で

    釣り師 竿師に成る! 釣具の自作を試みてみた その1 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
  • 釣り師も驚く「神ってる」ドラッグストアーの販売員! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    釣り師仲間にも凄腕と言われる一種「神ってる」と言われるやつがおりますもので、「あの野朗!・・」と半ば敬遠されながらも神がかった技を認められるところで御座います。 凄腕の中の凄腕と言いますのは、独自の技や着想を繰り出すもので、なかなかに凡人には真似のできぬ存在で御座いまして、頭の一つや二つとっくに飛び出した上に、楊枝咥えて鼻歌など歌っておりますから始末に負えません。ま、それぐらいの高みで釣りなどこなすところで御座います。 「うちの店、粗利の高い新製品の売り上げはいつも一番なんよ!」 唐突に放たれた何気ない話の後段が、世にも恐ろしい話しに繋がろうなどとは、夢にも思わぬことで御座いました。 さるドラッグストアーに勤める人から聞き及んだところによると、かの店では粗利が高い、つまり儲かる新製品の売り上げがいつも一番だと言うので御座います。 創った薬品会社も販売するお店もこの上なく喜ばしい事で、又販売

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  • 又一つ釣場が消えた - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    田島と言う島、今では橋が架かって土と地続き、橋の距離だけ余分であとはなんら土と変わらぬ、島とはいうものの島とは言いがたいところと成って参ります。 昔はフェリーで5分ばかりのところを渡してもらったところだが、それは島に来たと言う感慨の有ったところで御座います。 釣りを覚え初めのころ、この島の牛の首という筏で修練したものです。 牛の首と言うのは田島から突き出た地続きの小さな半島然とした場所で、当初島の形が牛の首に似ているからだと思って、そういえばそのように見えなくも無いなどと思っておりました。 近年船頭いわく、昔 牛の解体をしたところで「出るぞ・・!」などと子供だましをいうのですが、そういえば牛の首には似ていないな、などとこれはいい加減が過ぎると言う事で御座いまして、もうろくしたいい加減な釣り師などとてもまともには相手に出来ません。 この牛の首に有る筏と言うのが、随分潮の流れの速いところで

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  • 釣り師がしこたま付け込まれた結果 台所が・・・ - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    「岩ちゃん」という釣り師仲間がおりまして、色々と世上を騒がして参るので御座いま す。 「岩ちゃん」と言います男、かっては鳶工事の業界ではどうしようもない乱暴者で相場が定まるところでありました。人相も駐在所の手配写真よりも一寸だけ怖く誂えてある所で、乱暴もなんとなく違和感なく受け入れられる空気が漂っております。 顔見知りの同業などはるか向こうに顔など見定めた日には、狼藉など働かれる恐れが有るので必ず脇道に逸れる、仕事の入り合いは極力避ける、できるだけ関わらない。これが我が身を守る業界の常識と成っておりまして、危うい住み分けの上に業界が存在する事でした。 ただ道理なく狼藉を働くわけではございませんで、そこはそれ到って単純な訳・道理を抱える事でした。 理由なくの狼藉などただの無法者のすることで、乱暴とは異なって参ります。 岩ちゃん、どうにも自分の流儀で無いと納まらない、他人様のやり口では我慢が成

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  • 道を外れるのか極めるのか! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    「外道」と言う言葉がありまして、人間社会では、道を外した、人にあらずの振る舞いをする輩とでも申しましょうか、いずれにしても褒められたことではありません。 釣りの世界でもこの外道と言う言葉が使われていまして、狙いの魚と違う魚が釣れたときなどに「あれ、外道のフグが釣れた」と言う風に使います。釣れた魚など、狙いと違うのですから、ぞんざいな扱いなど受けて可愛そうなものです。 この「外道」狙いと違って高級魚や美味しい魚などが釣れますと、「このくそ外道が」などとほざいて顔はにや付いていますから、胸の内と言葉は正反対、こんな人間はとても信用するわけには参りません。 テレビの釣り番組などで、小娘などが出てまいりましても「外道がつれた!」などと申しておりまして、とても上品なお嬢様の言葉遣いとは思えません。下衆な言葉だと知らないのか、元々下品なのかは知りませんが、お気をつけられてお話をされるほうがと思う事だ。

    道を外れるのか極めるのか! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    ghost_pain
    ghost_pain 2015/11/18
    よく養生されまして、お元気で復帰されること、お祈りいいたします。
  • 釣り師と「うちの子やめさせます」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    編集 釣り師は釣りをしに釣り場にと参りますが、そこは人のこと、そればかりでは有りません。 余程つらいこと、辛らつなことなど有りましたら、逃避しても参りますから、なにやら苦虫を噛み潰した釣りと成ってまいります。 さる方など朝っぱらから眉間の縦じわ「どうしたい、えらい色っぽい縦じわじゃあねえか?」といいますと「なあに、昨日の晩嬶といざこざでひと悶着あってな、くそったれ!腹の立つことにゃぁ物も言わずに弁当を投げて寄越しやがった、くそったれ」 とまあこれなど可愛いもので、弁当を作ってくれるのは、決定的ではないことですからほほえましいと言わざるを得ません。 釣り場では余程親しい仲になれば別ですが、あまり他人の詮索はしてまいりません。 それでなくても煩わしい、陸のしがらみなどは持ち込みたくないからでしょうか。ですからどの職業の方であるかよく分かりませんで、家族構成、社会的な地位など知らぬ事が多いもので

    釣り師と「うちの子やめさせます」 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    ghost_pain
    ghost_pain 2015/11/16
    ……(笑)
  •  釣り師は釣り師であって猟師ではありません。 釣り師に神は味方するのか! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋祭りと言う事で有りまして、何処もかしこも賑わいだって参ります。 神様にも縄張りとかいう、かなり穏やかでない決まりごとなどあるものでして、「ここはわしの陣地じゃ」とばかりに縄を張ってまいりまして、およそ神様の仕業とは思えぬ振る舞いをあちこち印すもので御座います。 神社の鳥居は犬にとって格好のマーキングの場所でして、心置きなく印を付けてまいります。 犬の所業を見ておりますと、これが神様の縄張り行為と同じ様なものでありまして、己がテリトリーを頑なに主張してまいります。 はては神様は犬並みなのかと、思っても思ってはいけません。 浪士様も以前は祭りの役など廻ってきまして、コケの生えた長老などにいいようにこき使われておりました。 これが有る時を境に一変してまいります。大体 町内会の役回りがそのまま横滑りでお祭りの下部と成りましてあれこれ世話を焼いてまいります。 丁度町内会の衛生担当で御座いました時に

     釣り師は釣り師であって猟師ではありません。 釣り師に神は味方するのか! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    ghost_pain
    ghost_pain 2015/10/14
    {田舎][地方][町内会][コミュニティー]
  • 人の振り等見て我が振りを点検する釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    どちら様におきましても、美味しいものというのはお好きで御座いまして、これが嫌いなどとおっしゃる方は御座いません。 たまにいたとしても、世の中から振り向いて欲しい方便で御座いますから、やはり美味しいものはどんな天邪鬼でも好きなのです。 釣り師は新鮮な魚が口に入ってさぞかし口が奢っておるだろう等と申される事が御座いますが、あながちそうばかりとは限りません。 と申しますのは、釣ったばかりの魚を絞めます、これも絞め方によって味や鮮度に影響が出てまいります。 適度に絞めた魚で御座いますが、調理の仕方によってはとても人様の口に入るのがおこがましい事となりまして、顔がゆがむ事です。 確かに釣ったばかりの魚がまずいわけはありませんが、後処理によっては美味くもまずくも成るものですから、それは隙間無く気をまわさなければ成りません。 魚を絞める、下処理をする、調理をする段に成りますと、これは刃物を使うということ

    人の振り等見て我が振りを点検する釣り師 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    ghost_pain
    ghost_pain 2015/09/28
    女性は道具を大事ににするタイプとそうでないタイプにはっきり分かれるようで。俺が丹精して磨いた道具を母は『貸せ』と言って借りて行っては畑に打ち捨てて錆させる……ということを毎回繰り返している。嗚呼。
  • 勇気のある人と言うのは何を食べて試されるのか! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    秋と言う事で御座いまして、何分べるものなどの旬を迎えるものが多くなりまして楽しみな季節と成ってまいりました。 魚などもそれぞれ旬というものを抱えてまいりまして、油が乗った等といいまして盛んにしてまいります。 腹八分目と申しますが、気候は良しべるものは美味しいとなりますとつい度を越すのは人間の弱さで御座います。つい行き過ぎて、結果腹の皮をつまんで反省すると言うのはあちこち見受けられることでして、世の中反省の山という事で御座います。 出入りの銀行員、これが最前らーめん屋さんで出会ってまいります。 身の丈6尺で山岳部上がり、らーめんの替え玉など4玉も平らげるのですから尋常を大きく超えています。 この男が参りましてらーめんの話から他のい物まで話が及んでまいります。 まあかなりい意地が張った話に成ってまいりまして、飢え子の集会の様であります。 あそこのあれがうまい、いやそれよりこっちの此れ

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  • なあに「大吉」なんぞは出るまで引いたら出てくるもんだ! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    「懲りもせずよう続けてじゃな・・」 と言われます通り懲りないのですから、またまた釣りに出かけるという具合で御座います。 他に芸でも有ればの事ですが、もって生まれた才などかけらも見出せないのですからいたし方の無いところで御座います。 釣り師の中には才覚もあり、他の仕事も立派にこなされ、そのうえ町内のドブ掃除の割り振りなどこまごま世話焼き、そりゃぁ化け物の働きと感心する人も有ります。 大概の釣り師と申しますと大して取り柄も無く、世間様からは薄汚れた呆け物の扱いでして、魚などのおすそ分けでようやく人として認知される程度のもので御座いまして、要は社会の添え物程度の事で御座います。 それゆえでありましょうか、釣りということに関しましては執着が人一倍強いものが有りまして、頑なにしがみついてまいります。 そんな釣り師で御座いますが、それぞれ個性のようなものは備えておりまして、道具立てから釣り方に及びます

    なあに「大吉」なんぞは出るまで引いたら出てくるもんだ! - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺
    ghost_pain
    ghost_pain 2015/09/09
    “釣りということに関しましては執着が人一倍強いものが有りまして、頑なにしがみついてまいります”自分にとってのバイクがそれです。
  • インドの事情と釣り師の事情 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺

    残暑厳しい折どちら様も次の季節を待ちわびるという風に成ってまいりまして、釣り師といえば、こう暑くては釣り場に出向く釣り師などおるまいと、一人抜け駆け、今日は釣り場 貸切とほくそ笑むので御座います。 ところがどっこい、思うことはみな同じ、釣り場に赴いてみますと、いつもより姑息な釣り師が大勢と言う事に成って参ります。 当然、顔を見合わせてばつの悪い事で御座います。 さて以前紹介しましたインド人にも色々と変化が有りましてディリープは結婚して子供が生まれてまいります。お兄さんは四国の丸亀に新しい店を出すとかで、異国の地で八面六臂の踏ん張りようで御座います。 世間話など3人でしております。 インドではこの前お兄さんの犬がトラにべられたが、近所で高校生の部屋にトラが入り込んだ。幸いけが人は出なかったが危ない事だった。 これが世間話その1 インドではIT化が進んで車のNOプレートにICカードが組み込ま

    インドの事情と釣り師の事情 - 備後「あこう浪士」  釣り場の周辺