「これぞ空飛ぶクルマ ー」 外観と飛行する様子を見ると、こんな感想を持つ人が多いのではないでしょうか。 「空飛ぶクルマ」は近未来の有力な移動手段として期待されています。これまでの空飛ぶクルマの外観は「車」というより、ヘリコプターに近いデザインが多く見られました。また、飛行方法も複数の回転翼で飛行するマルチローターが多く採用されています。 そんな中、車から固定翼機に形を変化させ、車体後部のプロペラが空への動力になるエアカーが、このほど初飛行を成功させました。自動車から飛行機に変わる操作は簡単で、ボタンを押すだけで走行モードから飛行モードに変身します。主翼を広げる時間は、3分ほどです。開発するクラインビジョン(Klein Vision)は個人によるレジャー、自動運転などに加え、タクシーでも利用できるとアピールしています。 この初飛行は、スロバキアのピエシュチャニ空港で実施されました。初飛行に成