自衛隊のイラク派遣を違憲とした17日の名古屋高裁判決を受け、4年以上にわたって訴え続けてきた原告たちや弁護団は、思い思いの言葉で喜びを表した。判決を手に、政府に対して派遣の中止や隊員の帰還などを求めていくことも確認した。 「イラクで行われている空輸活動は、憲法9条に違反する活動を含んでいる」 「自衛隊のイラク派兵が違憲であること、平和的生存権が具体性を持つ権利であることの2点をきわめて明解に認めた歴史に残る判決だ。期待以上の内容に涙を禁じ得なかった。今まさに進行中の政策が『違憲』と断罪されたことに、政府がどう応えるか注目したい」 違憲判決、原告ら「9条は生きている」 菅氏は「自衛隊が活動する地域が非戦闘地域」とした小泉純一郎元首相の過去の国会答弁に触れ、「インチキ答弁が裁判所によって否定された」と指摘した。 共産党の穀田恵二国対委員長は「本当に優れた画期的な判決だ。今こそ自衛隊は撤退すべき
![2008-04-18](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)