アプリケーションの最も基本的な部分を支える開発基盤が大きく変わろうとしている。主役は「二つのJava」だ。Javaを基に、関数型という先進技術を導入した「Scala」。Scalaに触発されて関数型のアイデアを取り入れたJavaの次期版「Java 8」。この二つが互いに影響を及ぼしながら、本来ならトレードオフの関係にある「高生産性」「高品質」を両立できる新たな基盤を実現しようとしている。三菱UFJフィナンシャル・グループのように利用を始めた企業も出てきた。情報システム部門として二つのJavaを生かさない手はない。 (進藤 智則) 本記事は日経コンピュータ7月11日号からの抜粋です。そのため図や表が一部割愛されていることをあらかじめご了承ください。本「特集」の全文は、日経BPストアの【無料】特別編集版(電子版)で、PCやスマートフォンにて、7月18日よりお読みいただけます。なお本号のご購入はバ
前回はMongoDB Shellからでしたが、今度はJava系の言語からMongoDBを扱ってみたいと思います。 今回行うのは、前回の縮小版です。 http://d.hatena.ne.jp/Kazuhira/20130613/1371127093 はい。 で、対象はJava、Groovy、Scalaで。それではいってみましょう。 *Clojure版も書きました http://d.hatena.ne.jp/Kazuhira/20130901/1378019591 Java Javaは、オフィシャルなドライバが提供されています。今回使ったバージョンは、2.11.1ですね。 Java Driver http://docs.mongodb.org/ecosystem/drivers/java/ Getting Started with Java Driver http://docs.mongod
前書き Scalaという言語をご存知ですか? Javaと同じくコンパイルするとclassファイルになり、出来上がったclassファイルをJadなどで逆コンパイルするとJavaのソースを生成できてしまうという、かなりJavaに近いプログラミング言語です。 JDKの機能やJavaのライブラリをそのまま利用することができるので、Javaプログラマが既存の知識を活用できる言語でもあります。 今回はJavaを利用している際に発症しがちな様々な症例を題材として、Scalaを利用した際に得られるメリットを紹介していきたいと思います。 興味のある方はその1も併せてご覧ください。 CPUの遊んでいるコアを死ぬほど働かせてみたいあなたに 最近のパソコンはCPUのコア数も増えてきて、4コアとか6コアのマシンも割と手頃な価格で手に入るようになってきました。 でも、そういったマシンのCPU使用率を見てみると、たいて
Scalaの開発環境事情 ScalaはJavaVM上で動作するプログラミング言語の1つで、オブジェクト指向プログラミング言語に関数型プログラミング言語の特徴を取り入れている。Javaプログラマを中心に次世代のプログラミング言語として注目を集めている。 Scalaの開発環境としてはEclipseやNetBeans用のプラグインが存在するが、現時点ではこれらと比較してIntelliJ IDEAのScala向けプラグインが一段抜けた完成度を誇っており、Scalaを用いたプログラミング環境としては一押しだ。 IntelliJ IDEA Community Edition IntelliJ IDEAはJetBrains社が提供する商用のJava統合開発環境で、細部までこだわった使い勝手のよさで多くの熱心なユーザを持つ。ここ数年はJava以外の言語も積極的にサポートしており、2009年には機能は限定さ
あなたにとって重要なトピックや同僚の最新情報を入手しましょう最新の洞察とトレンドに関する最新情報を即座に受け取りましょう。 継続的な学習のために、無料のリソースに手軽にアクセスしましょうミニブック、トランスクリプト付き動画、およびトレーニング教材。 記事を保存して、いつでも読むことができます記事をブックマークして、準備ができたらいつでも読めます。
前書き Scalaという言語をご存知ですか? Javaと同じくコンパイルされるとclassファイルになり、実行時はJVM上で動作する、オブジェクト指向+関数型のプログラミング言語です。 Scalaを開発したのはJavaのgenericsの設計を手がけたり、javacの開発をしていた経歴も持つMartin Odersky氏。 Scalaは後発の言語ということもあって、Javaを書いている時に感じる冗長さに対する様々な解が用意されています。 本記事では、ScalaとJavaのコードを比較しながら、JavaユーザがScalaに移った際に得られるメリットを提示していきます。 尚、序盤のサンプルコードはJavaユーザに伝わりやすいように、returnを明記したり、メソッドは必ず{ }で囲むなど、極力Javaっぽい記述をしています。 だいたいJavaと同じような書き方ができます ScalaはJavaの
Sunから文句を言われ、Oracleには訴えられたAndroidプラットホーム上のJavaだが、ならば他の言語をメインに使って開発することはできないのだろうか。(c、c++は除くことにしよう※) 幸いなことにAndroidは既に様々な言語でプログラミングが可能だ。 Ruby(JRuby) Python Perl Lua java script Tcl Hecl Scala C#(Monodroid) ..etc. Ruby、Python、Perl等は元々ASE(Android Scripting Environment)上で動作するし、javascriptはWebkitのエンジンとの連携でこれも動く。LuaやJRubyは元々Java(J2ME)上で動作していたものを移植されており動く、とJVM上で動かすことのできる言語であれば大抵は動かすことができる。 ただしこれはちょっとしたスクリプトを
はじめに 前回に引き続き、Javaの後継候補として注目されているプログラム開発言語「Scala」について説明していきます。今回は、ScalaがJavaの代替として使える点(「ベターJava」として使える点)に注目します。 シリーズ前編として、前回はScalaのメリットや、基礎的な文法について説明しました。シリーズ後編となる今回は、プログラムのコンパイルや、データベース接続について扱っていきます。 これまでの連載 Javaの限界を超えて実用化を目指す 新開発言語「Scala」のメリットとは~前編 コンパイルとデータベース接続 ここからはプログラムのコンパイルとデータベース接続を扱います。なお、以降すべてのプログラムを実行するためにはエディタの文字コードを、UTF-8に設定する必要があります(UTF-8以外の文字コードでは、日本語などの取り扱いに失敗します)。 Scalaでのソースコードの記述
Scalaとは Scalaは、2003年にJavac(コンパイラ)やJavaのGenericsの設計/開発貢献者であるMartin Odersky氏(スイス・ローザンヌ工科大学教授)によって、開発が開始された比較的新しいプログラミング言語です。Javaは実用言語として幅広いシステムで使用されてきましたが、下位互換性を保つという要請の中、言語としての機能強化がなかなか進まないといった限界も見えてきています。そのような現状もあることから、ScalaはJavaの後継として実用的な言語を目指して開発されています。 Scala最大の特徴は、Javaの良さを最大限継承しつつ、スクリプト言語や関数型言語の良いところも吸収し、先進的な機能/文法を取り入れている点です。また、今後のハードウェアのマルチコア化を見据え、簡易に並列処理プログラミングを行うことができるライブラリが付属しています。 Scalaのメリ
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